今日はSmashing PumpkinsのMellon Collie And The Infinite Sadnessのリマスターレコードについてです。
前々回のレコードの弱点は内周歪みという話が関わってきます。
去年にメランコリーのリマスター盤がリリースされましたけど、聞いた方も多いのでしょうか。
私はCDは聞いていませんが、レコードを買いました。
ただ、このレコードは内周歪みが酷いんで評判が悪いです。
写真を撮って載せようと思いましたが、Discogsにすばらしい写真があるんでリンクを貼ります。
Images for Smashing Pumpkins, The – Mellon Collie And The Infinite Sadness (Remaster 2012)
ご覧のように4枚組にブックレット2冊。
1枚だけ補足で写真を載せました。
ブックレットにはおなじみのイラストの隣のページには、そのイラストの元になったアイデアが。
その他にはビリー本人による曲解説が掲載されています。
そんなこんなで、コレクションとしては最高なんですけどねえ。
4枚組だから内周の曲は全部で8曲あります。
曲順などはDiscogs Mellon Collie And The Infinite Sadness Remaster 2012を見てください。
8曲全てが酷く歪むわけではなく、むしろ歪みが酷いのは2曲、聞くに堪えられないほど歪むのは1曲だけです。
でもその1曲がA面のラストの、アルバムの中でも屈指の名曲Zeroなんですよ・・・
その次に酷いのはB面の最後のTo Forgiveです。
後は敢えて言うならGalapogosが少し歪みますが、まあ気にならない範囲かなあ。
Smashing Pumpkinsのオフィシャルサイトのフォーラム内にMellon Collie Reissue Vinyl Petition for Replacement A/Bというのがあります。
A面とB面を作り直せ!と。
amazon.comのMellon Collie & the Infinite Sadness [Original recording remastered]のレビューは5つ星が多いですが、CDのレビューとごっちゃになっていますし、1つ星をクリックするとレコードのレビューばかりという。
しかもZeroの音の悪さについて書いている人が目立ちます。
ビリーはこれを聞いてOKを出したのか?
カッティングを担当したStan Getzの責任か?
そのようなことが頭に浮かんできます。
まあZeroの歪みだけじゃなく、全体的に値段の割りに良い音しないんで私はおススメできません。
やっぱりリマスター盤じゃなくてオリジナル盤の音の方が好きです。
ただ高額で取引されていますが。
次回はメロンコリーそして終わりのない悲しみのオリジナルレコードについてです。
オリジナル盤もZeroは歪んでいたのでしょうか?
コメント