このサイトの内容について
このサイトではギター、ベース、ドラムなど一通りのパートのスコアが1冊に掲載されているものを”バンドスコア”と呼びます。
ギターのだけしか掲載されていないものは”バンドスコア”ではなく、”ギタータブ譜”とか”ギタースコア”と呼びます。
このサイトの内容は、管理人が調べたことを載せていますが、記事の正確性は保証できません。
記事を書いた後に出版や絶版の状況が変わっている可能性もあるので、記事を書いた日付に注意してください。
海外バンドのバンドスコアの場合、基本的に日本で人気のあるバンド以外は日本の出版社は製作しませんし、出版社主導による輸入品販売もされないようです。
Red Hot Chilipeppers、Metallica、Nirvanaともなれば販売されていますが、マニアックなバンドのバンドスコアはリリースされていないと思った方がいいでしょう。
また、Nine Inch Nailsのようにシンセサイザーやサンプリングを多用している音楽は楽譜にするのが難しいようで敬遠されている気がします。
バンドスコアを購入する際の注意事項など
ネットで購入するという前提ならば、海外で販売されているものを探すという手もあります。
ただし、海外は日本と違って、各パート全てのバンドスコアを販売するより、各楽器ごとのタブ譜を販売するのが主流のようです。
アメリカの有名な出版社はHal Leonard。
シンコーミュージックが輸入して販売しているアメリカのバンドのタブ譜はHal Leonardのモノが多いです。
amazonなどで購入する際はギタースコアやベーススコアを、バンドスコアと勘違いして購入しないように気をつけてください。
これはRed Hot Chili Peppersの”Californiacation”ですが、Transcribed ScoreやBand Scoreと書かれているものがバンドスコアです。
こっちはギタータブ譜でバンドスコアではありません。
ベースのタブ譜はBassの文字があるのでわかりやすいと思います。
バンドスコアの間違いについて
バンドスコアは、基本的にアーティスト側から提供されるものではありません。
採譜者が耳コピして、それを楽譜化したものがほとんどです。
採譜者が原曲をアレンジした楽譜もあるようです。
私が約10年前に目にした雑誌によると、採譜者への待遇が悪いからバンドスコアに間違いが多いのだということです。
バンドスコアなんて何万部も売れるものではないですから、安いギャラで締め切りも短かったとしたら、やっつけ仕事にならざるを得ないのはしょうがないと思います。