「赤い疑惑」というバンドの「オレ達は日本で生きてる」というアルバムは素晴らしいです

カメラの調子が悪くて写真が撮れないんでスマパンのリマスターのレコードについての記事は延期にします。

以前にも書いたとおり、最近は日本のバンドを聞こうといろいろやっています。
でもアンダーグラウンドの深いところまではよく知りません。

ジャパニーズ・オルタナティヴ・ロック特選ガイド (リンク先はamazon)を見ながらいろいろ聞いております。
情報源は古風に書籍です。

で、最近気に入っているのが「赤い疑惑」というバンドの「オレ達は日本で生きてる」というアルバムです。


赤い疑惑のオフィシャルサイト

本人たちの言葉によると「音楽性はごった煮 売れねえサッパリ」です。
まあメインはロックとラップとった感じですが、レゲエからの影響も大きいようです。

なんといってもこのアルバムの素晴らしさは「ダーティーサーティー」というテーマでしょうか。
つまり「汚い30代」ってことですよ。

20代はバンドとバイトに明け暮れた青年たちのその後といったところです。

「週休二日で収入18万円」と歌っているように、30代ともなると経済的に成功している人とそうでない人との差が顕著になってきますし、バビロンシステム(資本主義の搾取システム)なんて身に染みて理解していますし、社会のウソもしかり。

友達と遊ぶ機会も減っていきますし、あの時ああしておけばよかったなあという後悔も浮かびますし、若者の言葉もわからなくなっていきます。

このブログはどういう人が見に来るのかは知りませんが、世間一般から見て成功していない30代の方に聞いて欲しいです。

やっぱりロックは社会から疎外感を感じている人が主役なんだと再認識しました。
リアルな歌詞とそれにマッチした哀愁感あるサウンド、最高です。

書籍では1stの「東京フリーターブリーダー」というアルバムが紹介されていましたけど、「オレ達は日本で生きてる」の方が好きです。

曲の一部はオフィシャルストアの俺たちは日本で生きてるのページで試聴できます。
特に好きな曲は「東京人生」、「おれ達は日本で生きてる」、「飛び出せニッポン」です。
「飛び出せニッポン」はsoundcloudで聞けます。

まあ約1600円ほどなんで是非とも買って聞いてみてください。
もちろんamazonでも買えます。
オレ達は日本で生きてる(amazon)

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