先日、ブログのレイアウトを少し変えました。
3カラムから2カラムに変更しました。
現在ブログのシステムそのものを取り替えようかと色々やっているところです。
2カラムの方が移行しやすいかもしれないと。
前回のSmashing PumpkinsのMellon Collie And The Infinite Sadnessのリマスターレコードは音が悪いですの続きで、メロンコリーそして終りのない悲しみのオリジナルレコードの音はどうだったのでしょうか?
写真はこちら。
Images for Smashing Pumpkins, The – Mellon Collie And The Infinite Sadness
詳細はこちら。
Mellon Collie And The Infinite Sadness HUTTLP 30 discogs
少し説明しますと、メロンコリーのレコードは2012年のリマスター盤がリリースされるまではUS盤は存在しませんでした。
UK盤(EU盤)のみです。
しかもリリースはCDより1年遅い1996年です。
最初に5000枚プレスされ、その後23000枚プレスされたと。
写真を見るとわかりますが、表ジャケットにシリアル番号が記載されています。
ただし番号が記載されていないものも存在するそうです。
アンオフィシャル盤も存在するようなので、騙されないように気をつけた方がよいです。
番号を一部隠していますけど、私のは10000以上です。
残念ながら初回の5000枚ではありません。
このレコードはプレミアが付いていて高額です。
私が所持しているレコードの中で1番か2番目に高かったです。
約15000円ぐらいで買った記憶があります。
これは4枚組みのリマスターレコードと違って、3枚組みです。
CDに収録されていないTonite RepriseとInfinite Sadnessの2曲が収録されています。
最も重要な違いといいますと、曲順がまったく違うということです。
もう一度リンクを貼るのでよく見てください。
Tonight, Tonightの次はJellybellyではなくThirty-Threeです。
その他もCDとは大幅に違います。
Mellon Collie And The Infinite Sadness HUTTLP 30 discogs
音質の話をしますと、リマスターレコードと違ってZeroは歪みません。
内周には収録されていませんから。
内周に収録されている曲は3枚組みなんで6曲ありますが、Porcelina Of The Vast Oceansが多少歪んでいるかなって程度で、リマスターレコードのZeroのように聞くに堪えないほど歪む曲はないです。
リマスターレコードはオリジナル盤と比べて8分のほど収録時間が短く、1枚多い4枚組みにもかかわらず酷く歪む曲があるってことで、これは非難されてもしょうがないでしょう。
まあオリジナル盤は曲順が大幅に違うっていう有利な点もありますけどねえ。
なぜこういう曲順にしたのか本人たちの発言を見たことがないんで推測するしかないです。
レコードしかなかった時代のアルバムは、内周歪みを考慮に入れて曲順を決めていたこともあったようです。
歪みやすい曲や、アルバムの中でも屈指の名曲などは内周に収録することは避けていたと。
メロンコリーのオリジナル盤も、歪みを考慮したらこういう曲順になってしまったのかもしれません。
後は音質以外の理由ですと、3枚に収録できるように曲順を入れ替えざるを得なかったのかもしれません。
レコードは例えばA面が終わって一区切り、一度プレーヤーと停止させて番を裏返して再び再生っていう感覚があります。
つまり、3枚組みですと始まりと終わりが6回ずつあると。
2枚組みCDですと始まりと終わりは2回ずつということになりますが。
それでレコードの流れを考慮した結果、こういう曲順になったのかもしれません。
それとも単純にCDとは違う曲順にしたかっただけかもしれません。
本当の理由はよくわかりませんけど、曲順が違うってだけで印象は大幅に変わって面白いです。
音もリマスター盤と違って良いですし。
スマパンの熱心なファンなら高額ですけど持っていて損はないレコードだと思います。
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