前回の記事から一ヶ月も開いてしまいました。
なんだかやる気が出ませんでした。
今更ですが前回の予告どおりNirvanaのIn UteroのUSオリジナルレコードについてです。
色々ありますね。
中には本当に存在するのかよ!と言いたくなるものもあります。
以前も書きましたが、レコードの場合はレコードの型となるラッカー盤が変われば音も変わってしまいます。
「リマスター」との宣伝文句がない再発盤もオリジナルとは音が違います。
まあ音の違いが大幅なのか小幅なのかはケースバイケースですが。
本家本元本国のUSオリジナルレコードはDGC-24607です。
Nirvana / In Utero (DGC-24607)
これは限定盤クリアレコードです。
綺麗な色です。
私が他に所持しているIn UteroはOriginal Recordings Group盤とSimply Vinyl盤とCDです。
In Utero ORG盤(ORG 033)
In Utero Simply Vinyl盤(SVLP 048)
まあ以前にこれらを比較した記事は書いたんで参考にしてください。
Nirvana / In Uteroのリマスター盤を聞き比べ(2009年ORG盤)
USオリジナル盤であるDGC-24607の音は、私が好きではないと宣言したORG 033の音に近いです。
まさかUSオリジナル盤がORG盤のような音とはビックリしましたよ…。
それだけORG盤がオリジナルを再現している素晴らしいレコードと言えるんでしょうが、どちらかというとDGC-24607よりもORG 033の方が高音がクッキリしているかなあ。
何はともあれ、私が最も好きなのはオリジナルレコードの音とCDの音から逸脱したSimply Vinyl盤であるということには変わりはありません。
でもDGC-24607の音を知ってしまったからにはORG 033を以前のように否定するのはやめようかとw
本当はSVLP 048からDGC-24607乗り換えてオジリナル志向を気取りたいんですけどねw
本国オリジナル盤に憧れて、高い金を払って入手しても自分の好みに合わない場合もあるってことでしょうか。
90年代の作品ですともう完全にCDの音もオリジナルですから、レコードだけがバンドがリリース当時にOKを出した音ってわけではないです。
でもやっぱりオリジナルレコードにはロマンがあるといいますか。
DGC-24607は5000円ぐらいで入手しました。
私が単に運が良かっただけかもしれませんが、海外のサイトを軽く見た限り手が出ないほどのプレミア価格ってわけではないので、興味のある人はどうぞ試してみてください。
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