コンニチハ、今日もスティーヴ・アルビニです。
CDというフォーマットが今後も長いこと持続していく根拠は、僕にはあんまり見当たらないね。
もちろん、ヴァイナルは別だよ。
というのも、レコードというのはまた異なる音楽の発表の仕方だし、僕の耳には今でもヴァイナルの音は素晴らしく聞こえる。
だから、アナログはこれからも生き残っていくはずだよ。(スティーヴ・アルビニ アメリカン・オルタナティヴ・ロック特選ガイドから引用)
レコーディングやマスタリングが、デジタルかアナログか?という難しい話が続いていますが、私もエンジニアではないんで細かいことはわかりません。
ただ、デジタルとアナログではかなり違うようですし、アナログにこだわる方も未だに存在するようです。
今、紐解かれる「佐野元春の’80年代サウンド」の心髄
ttp://www.moto.co.jp/remaster/index.html
このページの内容は佐野元春ファンじゃなくても面白いと思います。
CD化により失われた「当時の音」をデジタルリマスターで再現しようとする者たちの努力って感じです。
今日は、少なくとも自分のバンドの作品については全てにおいてアナログにこだわっていそうなアルビニ先生が率いるShellacのレコード。
Big Blackのアナログレコードはショボいインナースリーブだったりするんですが、Shellacの場合はジャケットやアートワークなどもそれなりにこだわっています。
音だけじゃないってことでしょうか。
At Action Parkのジャケットは古い厚紙みたいというかダンボールみたいというか。
インナースリーブも単なる白いものではなく、イラスト入りのしっかりしたもの。
開くとマイクのイラストとクレジットが掲載されています。
続いてTerraform。
テーマは宇宙開発なんでしょうか?
大きいジャケットはやはり迫力があります。
1000 Hurtsのジャケットは箱です。
写真じゃわかりにくいかなあ。
箱を開けると当然レコードが入っています。
箱だけに厚みがあるので収納面で扱いにくいのですが許せてしまいます。
音楽的に評判の悪いExcellent Italian Greyhoundは、犬の大群が戦争しているようなイラストが書かれた紙に覆われています。
右がジャケット、左がインナースリーブ。
かわいいですねえ。
アルバムタイトルどおり、イタリアのグレイハウンドなんでしょう。
中はかわいい犬のイラストです。
アルビニ先生にかわいいものは似合わない気がしますが。
Wikipediaのスティーヴ・アルビニには、「Terraformと1000 HurtsとExcellent Italian Greyhoundのアナログ盤にはCDフルアルバムも同梱されていた。」と書かれていますが、私が新品で買ったTerraformにはCDが入っていませんでした・・・
やはり信じるのは危険かWikipedia。
まあ「入っていた」との過去形なので嘘とはいえないのですが・・・
1000 HurtsとExcellent Italian GreyhoundにはCDも入っていましたよ。
つまりレコードを買えば、そのCDも入手できるわけです。
でも、CDは無造作に入っているのでそれなりに傷がついています。
興味のある方はどうぞ。
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