最近カネを使いすぎていると思う今日この頃です。
新譜を買うよりも、既にCDを持っているお気に入りのアルバムをアナログレコードで買い直してばっかりです。
ネット上ではバカみたいにプレミアが付いているレコードも、実店舗の中古屋で安く売られているとついつい買ってしまいます。
私自身、レコード歴はまだ浅いペーペーですけど、最近思うのは日本のバンドってあまりアナログレコードをリリースしないなあということです。
amazonでバンド名とAnalogとかLPで検索すると海外のバンドは大抵出てきます。
特に一般的にインディ・オルタナティヴと呼ばれているバンドは、ほぼリリースしています。
特にインディレーベルに所属しているバンドは100%じゃないかと思うぐらいです。
入手が簡単か困難かは別としてですよ。
でも日本のバンドのレコードを探しても、見つかるのは多くないです。
一般的に最近の日本のオルタナティヴとされているバンド、BUMP OF CHICKENや凛として時雨、相対性理論などはリリースしていないようです。
世代的に前のthee michelle gun elephantやゆらゆら帝国なんかは熱心にリリースしていた印象がありますけどね。
クロマニヨンズとか椎名林檎は未だにリリースしているようです。
もちろんOGRE YOU ASSHOLEのようにリリースしている若いバンドもいますけど。
ロッキングオンのro69.jp内はリンクフリーじゃないのでURL紹介。
OGRE YOU ASSHOLE、2ndアルバムのアナログ盤をリリース
ttp://ro69.jp/news/detail/37149
あー、Twitter上で疑問に思っていた人がいたんで説明しておきますが、「リンクフリーじゃない」っていうのは、ro69.jpはトップページ以外にリンクを貼るなと宣言しているわけですよ。
ttp://ro69.jp/contents/info/help.html#policy
だからトップページにリンクを貼ってもいいんです。
http://ro69.jp/
こんな風にね。
でも個別のページにリンクを貼るなといっているんでそれを遵守してURL紹介にとどめているわけです。
まあリンクとほとんど変わりはないんですけどねw
話を戻しますけど、日本では海外以上にアナログレコードに興味のある人が少ないんじゃないかと思うわけです。
製作側もオーディエンス側もです。
こちらの記事を読むと、少なくとも日本の製作者はアナログレコードに熱心じゃないって感じですよね。
まあ音楽配信が幅を利かせるようになって淘汰されるのは、アナログよりもCDが先なんじゃないかと思ってしまう記事ですね。
オウガ・ユー・アスホールのインタビュー(クッキーシーン)
読んで欲しいのは下の方なんで引用させていただきます。
わかんないけど(笑)。(USツアーの)物販でCDとか売ったりするんですか?
D:一応レコードを、セカンドのレコードを再発するんで、それを持って行こうかなっていう。「レコードしか売れない」って聞いたんで。
ああ、たしかにアメリカのライヴ・ハウスの物販だったらアナログ盤のほうがベターな気が。
D:そうですそうです。
物販でアナログ盤しか売れないって日本じゃありえないですよねw
ヨーロッパも似たような状況なのかなあ?
やはり日本と海外ではアナログレコードに対して温度差があるようです。
日本人はあまりアナログに興味がないんだと。
日本はデジタルな国なのかもしれませんね。
それはそれで我々の文化ですから否定できません。
私だってアナログで聞くのは休日や帰宅時間が早かったときぐらいで、面倒だからBGM的に普段聞く場合はデジタルデータですからねえ。
まあそういうわけで日本はデジタルな国なのかと思うわけですが、製作側が音に対するこだわりがなくなったようにも思えてしまいます。
そのうち圧縮音源しかリリースしないバンドも出てくるんじゃないっすかw
日本だけでなくアジアで唯一レコードを生産できるのは東洋化成株式会社しかないようですし、色々事情があるんでしょうけどね。
まあ日本でもライヴ会場の物販でアナログしか売れないって状況ができれば面白いなあと思います。
コメント
新譜のLPは\2,000くらいで買えるのに、数年でやたらと高くなるのがあって困りますよね…
Broken Social Scene のセルフタイトル盤が高くて手が出せません…
Pavement のLPがAmazonでやたら安いのでまとめ買いしてやろうかと思ってます(笑)
10000円以上するなら、Arts & Craftsのオフィシャルで新品買った方がいいと思いますよ。
Pammentの2010年再発盤はオフィシャルでも10ドルですから安いですよね。
私もまとめ買いを考えていますが、ついつい後回しにしてしまいますw