THEE MICHELLE GUN ELEPHANTの2025年のRodeo Tandem Beat Specterのレコードの音質

ロデオタンデムビートスペクター アナログ・レコード

最近は音質の話題ばかりですが、TMGEに関しては2025年の再発盤は全作品やるべきだというような流れを作ってしまったと感じているのでしょうがないです。元はといえばブランキーが始まりなんですが。

今日は今月初めにリリースされたロデオ・タンデム・ビート・スペクターです。結論から言ってしまえば前作のカサノバ・スネイクの音質について書いた記事の内容とほぼ同じです。

カサノバ・スネイクに関してはこちら。

それ以前のアルバムに関してはこちら。

ロデオ・タンデム・ビート・スペクターのリリース2001年で、音圧競争が激しくなった時期です。しかもこの時期には、音圧を上げすぎて音が割れているのがハッキリ聞き取れる作品もあります。そうなってしまった理由は現在ほど機材が発達していなかったのか?、エンジニアの技術が未成熟だったのかは私にはわかりません。

音圧は高いものの、音割れを感じさせない技術は見事だとは思いますけど、どちらにせよキンキンサウンドは個人的には好きではないです。

まあバンドやアルバムにもよるんでしょうが、バンドが積極的に口を出すのはミキシングまでで、マスタリングから先はレーベルが主導でやるというケースが多いイメージがあります。TMGEもどうやらそれっぽいんでバンドの意向というわけではなさそうですが。

ゴッド・ジャズ・タイムの波形

ミッシェル・ガン・エレファントのロデオ・タンデム・ビート・スペクターのCDも音圧主義に毒された本当にひどい音質です。特にギターに付随している音割れノイズらしきものが酷すぎます。今になって思えばよくもまあこんなのリリースしたなあと呆れてしまいます。担当したマスタリングエンジニアの名前は伏せておきましょう。

ノイズを感じられるかはオーディオ機器にもよりますかね。私の環境ですと会社のシエンタの純正オーディオだとあまり聞こえませんが、自宅と自身のカーオーディオで聞くとよく聞こえてしまいます。

まあ、エレキギターなんて元々歪んでいるんだから気にすんな!とか、ミッシェル・ガン・エレファントのエネルギーを表現するにはこのぐらいメーターを振り切っていた方がよいという意見も理解はできます。でもこのCDの音は好きではないです。

オリジナルレコードはCDよりも音の大きさはもちろん低いですが、音質的にはほぼ同じです。CDで聞こえるノイズが入っているのでは?という箇所が多々あります。CDのマスターを使いまわしたのか?という疑念が湧いてしまいます。

ですからオリジナルレコードはあまりいい音ではないです。音質を目当てにするならプレミア価格で買う必要なないです。

それらに比べて2025年のレコードは音割れノイズらしきものが消えていて、高音がキンキンしておらず、低音重視で奥行きが感じられるすばらしい音です。

そういうわけで、TMGEの作品の中でもLoudness Warに毒されたギヤ・ブルーズ、カサノバ・スネイク、ロデオ・タンデム・ビート・スペクターの3作品の2025年レコードは、その弊害が除去されたすばらしいサウンドでした。マスタリングエンジニアのインタビューによると「今の感性も入れて」いるのでマスターテープを忠実に再現したものではないかもしれませんが、この方向性はうれしいです。

次はSABRINA HEAVENですが、以前にも書いたように、このアルバムは波形上はともかくも実質的なサウンドは、音圧主義から距離を置いたようなものとなりました。レーベルを移籍して別のマスタリングエンジニアが担当するようになったのが主な理由なのでしょうか?

私はTMGEのインタビュー記事を追っかけてきたわけではないので理由はよくわかりませんが、その件について語ったことはないのでしょうか?

まあオリジナルCDでも良い音がすると思っています。ですから2025年のレコードがどのようなサウンドになるのか楽しみでもあり不安でもあります。

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