コンニチハ、1999年のTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTのチバユウスケです。
ファースト（cult grass stars）はアナログを1000枚作ってないんじゃないかな。
ジャケットも変えて、見開きジャケットでお金がかかっています。
ジャケットのアートワークにはうるさくて、バンドが匂っていないと嫌だというか、音を想像させるというか、バンドがカッコイイとジャケも格好良く見えてくるものだし。
CDとアナログではカッティング（マスタリング）が違うので、ミシェルでは今回はCDの音の方が良かったとか、アナログの方が良かったなとか、そういう違いはありますね。（レコード+CDマップ ’12-’13から引用）
上のインタビューはレコードマップ99年版に掲載されていたものが12-13年版に再掲載されたんで、99年ごろの発言です。
Twitterでも書きましたが、アメリカだけでなく日本でもレコード市場が急成長しているようです。
ブーム再来か レコード出荷大幅に伸びる（NHK科学文化部のブログ）
これは一過性なんでしょうかねえ？
去年のいつだったか忘れましたが、秋葉原のヨドバシカメラでレコードプレーヤーを見てみましたけど、以前と比べて少し機種が増えたかなあと。
ディスクユニオンも簡易的なプレーヤーを売るようになりましたしね。
まあこのブログで散々レコードは良いですよ！と普及活動してきた身としては嬉しい思いもあるんですが、「ブーム再来か」なんて言われると嫌な気分がするのも事実としてあります。
トレンドとかブームとかになると大体ロクなことがないですしね。
手抜きとしか思えない粗悪品が多く出回るような気がします。
去年はZAZEN BOYSが音に拘ったレコードをリリースしましたけど、金儲けしか考えていない連中は音質に金なんてかけないでしょうしね。
これはthee michelle gun elephantのcult grass starsのレコードの写真です。
cult grass starsは1996年のアルバムです。
FUCK’IN CDSと書かれており、CDに喧嘩を売っております。
thee michelle gun elephantのように、ブームとかトレンドとか無関係に本当にレコードが好きで作ってた人多くいるわけで。
1000枚も作らないのに金をかけてCDと違うジャケットにしたりとか、こだわっていたわけで。
マスターもCDと同じものを使いまわしていたわけではないようですし。
そういうところへ、レコードが「ブームだから」といって市場に押し寄せてくる連中が増えるのはなんだかなあと。
まさに90年代のシアトル、00年代のブルックリンへバンドとレコード会社が押し寄せる見たいなもんですかねえ。
まあまだレコードがブームとはいえない状況で、そうならない可能性もありますけどね。
個人的にはアイドルがレコードをリリースし始めたら終わりだと思っております。
さっきamazonで軽く調べてみる限りではそういう動きはないようですけど。
今年はどうなりますかねえ？
ここからはthee michelle gun elephantのcult grass starsのレコードの写真の続きです。
ジャケットはご覧のとおりCDとは違います。
これがCDのジャケットよりも格好良いかは意見が大いに分かれるところでしょう。
製作するのに金のかかる見開きジャケットです。
ちなみに見開きジャケットは英語でGatefoldです。
裏ジャケもCDとは違います。
あとCDと違うのはDallas fried chickenのヴァージョンです。
これはオリジナル盤ではありません。
チバがいうようにオリジナルは1000枚も生産していないようなんで入手がは超困難です。
私のは2000年の再発盤です。
まあそれでも結構な値段で購入しましたが。
TMGEのCDは全般的に音圧高すぎです。
CDの方が良い場合なんてあるんですかねえ？
私はこれとGear Bluesしかもっていないんでわかりませんが、cult grass starsとGear Blues共にレコードの方が良い音がします。
特にGear BluesはCDとはかなり違う音がします。
まあレコードでもクリッピングノイズらしき音が聞こえるんですが、CDよりもキンキンしていません。
低音が強い厚い音がします。
thee michelle gun elephantのレコード収集は後回しにしてきましたが、そろそろ本腰を入れようかなあってことで終了します。
コメント