コンニチハ、Hyottokoです。今日は近況とPj Harveyについて少し書こうと思います。
「グランジ・オルタナティヴの総合サイト」ですが、最近は更新できていません。
インテルのCPUの不具合が原因でOSの再インストールを繰り返していたところ重要なファイルを喪失してしまいました。
データベースといった大げさなものではないですが、「この雑誌の〇〇年×月号には誰々の記事が掲載されている」みたいなメモ書きを消してしまいました。そういうわけで情報収集の効率はガタ落ちです。
よい機会なんでもう一度古い雑誌を読み返してそれを作り直しています。ただ約30年分あるんで時間は相当かかる見込みです。ですからその間は更新は停滞します。
まあインタビュー記事に関しては、アルバムのリリース年月日付近のものを見ればほぼ掲載されているので時間もかからずに発見できるのですが、ほかにも特集記事などありますんでね。
私生活でいえば仕事は忙しい割に、属している業界の終焉が明確に見えてきて厳しい状況ですし、親が亡くなったりとバタバタしており、やる気が出ない状況ではあります。
サイトの更新は滞っておりますが、PJ Harveyの来日公演には行こうと思っています。まあ来日に合わせてページを更新したい思いはあったのですがダメでした。
ライヴに行くことそのものがとても久しぶりです。コロナもありましたし、なにより行く気になれないものばかりでしたから。QOTSAの来日公演は少し悩みましたが、最新2作があまりよくなかったので見送りました。
そういう意味ではポーリーの最新作I Inside the Old Year Dyingはまあよかったです。Autumn Term、See an I、I Inside The Old Year Dying、Augustがお気に入りです。ただ本音をいえば彼女がリリースしてきた作品の中で飛び抜けているわけではないと思います。
PJ Harveyの過去作といえばDryとRid Of Meばかりが注目されているのにはイラつきます。特に日本においてはDryばかりが日本盤として再発されてばかりという印象です。好みもありますしこの2枚は素晴らしいのは間違いないのですが、初期の情念ならTo Bring You My Loveを推奨したいです。
Trip Hopを大胆に取り入れたIs This Desire?の暗黒世界は最高です。前回の来日公演の最後に演奏したThe Riverのインパクトはいまだに覚えています。
他にもLet England Shakeなど素晴らしい作品がありますので聞いてみていただきたいですね。
私は数年前に開始された過去作の再リリース企画で、デモ盤も含めてレコードをすべて買いそろえてしまいました。PJ Harveyのオリジナルレコードで本当に入手困難なのはIs This Desire?以降の作品だと思います。DryやRid Of Meなんかは高額ながらもたまに売っているのを見かけるのですが、その後の作品はめったに出てきません。
最近のセットリストを見ると、前半はI Inside the Old Year Dyingの収録曲を曲順どおりにすべて演奏しているようです。前回の来日公演でもそうでしたけど、最新作を前面に押し出す攻めの姿勢は本当に素晴らしいと思います。そこら辺のベテランバンドにはできない芸当ですよね。それでいて後半は過去の曲も演奏すると。
今日はこの辺で終わりにして、次回は「あなたを塩水の深層に沈める」と歌った名曲を紹介するつもりです。
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