PJ Harveyのライヴに行ってきました。その感想です。
ZEPP Hanedaは、はじめてだったので音が良い会場なのか悪い会場なのかわからなかったので心配でした。ライヴ前半に演奏するI Inside the Old Year Dyingの曲は繊細さを要求される曲が多いと思いましたから。空間系のエフェクトをかけたら音がグチャグチャになって何を演奏しているのかわからないみたいなのは最悪ですからね。
でもこの心配は杞憂に終わりました。この会場はとても音がよくて細かい音まで本当によく聞こえました。ある意味オリジナル音源よりもよく聞こえるといえるでしょう。
そのおかげでI Inside the Old I Dyingの繊細な演奏や、Prayer at the Gateの幻想的な雰囲気もよかったです。日本盤ライナーノーツに記載されていた「従来のPJ Harveyの歌い方を排除した」というのは、ライヴで聞いたらより理解できた気がします。
I Inside the Old Year Dyingの曲を聴いているとヨーロッパの古い時代に迷い込んだような感覚になりました。
後半は過去の曲を演奏しましたが、ポーリーは本当にとんでもない表現力の持ち主だと思いました。
シリアス度がオリジナル音源比5割増しぐらいだったThe Glorious Land、歌唱力をいかんなく発揮したBlack Hearted Loveはインパクトがありました。
ただThe Gardenはちょっと残念でした。今回のライヴでは機械というかシンセの音と思われるものを多用していたように見受けられますが、この曲ではベースを人力にしたのが功を奏さなかったように感じます。ピアノによるなきのメロディは聞こえなかったですし。歌だけとってみればポーリーはすごかったですけどね。
50ft QueenieやDressのようなハードな曲では「年寄りが無理している」感は皆無。全くの自然体でした。この人は一体何なんですかね?
私のハイライトはDown By The Waterの泥沼感でした。この迫力は・・・。
アンコールは珍しくHorses in My Dreamsで終わりましたが、このツアーの他会場のセットリストと比較すると演奏曲が少ないような。I Inside the Old Year Dyingは全曲ではなくフェス向けの省略ヴァージョンだったような。Augustは演奏しませんでしたし。もう一曲二曲演奏してほしかったです。
でも最高のライヴでした。



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