ゴールデンウィーク明けにようやくRadioheadのThe King of Limbsのニュースペーパーアルバムが届きました。
今日はそれを写真で紹介します。
包装ビニール袋から工夫されています。
ジャケットの柄が入っています。
レコードと一緒に入っていたニュースペーパーです。
新聞に掲載されているアートワーク。
アートワークの他にはメッセージみたいなのや歌詞も掲載されています。
「家を売ってゴールドを買え!」というインパクトのある見出しですが、本文は英語なんで何が書いてあるのか読解していません。
次はアナログレコードのジャケットです。
中身は10インチ2枚組です。
あとCDも入っています。
レコードは重量盤で透明、クリアヴァイナルです。
いつものように盤面を疾走するDL-103。
10インチ2枚組ですから片面には2曲しか収録されておらず、約10分おきにレコードを裏返して盤面の埃を取って再生、という作業をしなければなりません。
前回紹介したDeerhunterのホワイトレコードもそうなんですが、クリアレコードは見た目は格好良いんですが、埃が見え難いのが欠点です。
黒いレコードなら盤面の埃は一目瞭然なんですけど…
The King of Limbsの音楽自体の感想ですが、ダブステップっていうのが良くわからないんですけど、リズミカルになったAmnesiacって感じですかねえ。
まあ結構良いアルバムだと思うんですけど、従来のアルバムと比べるとインパクトは弱いというのが正直なところ。
実際のところ、レディオヘッド、ニュースペーパ配布店舗決定なんてニュースもありましたが、私は完全に忘れていて出遅れ入手できませんでした。
ニュースペーパーアルバムに入っていた新聞の日本語版だと思うんですけど。
アルバム自体のインパクトが少し弱かったからこの配布を忘れてしまいました。
こういう風に書くとダメ出ししていると勘違いされそうなんですけど、決して悪いアルバムではないです。
じっくり何回も聞けるアルバムだと思います。
まあメディアのレビューで私の思いと最も近かったのは、ロッキングオン2011年5月号の小野島大さんでしょうか。
「今のレディオヘッドは音楽性の革新や進化ではなく、成熟や完成を目指している」って気がします。
Radiohead以外の、特に90年代バンドにも言えることですが、それを目指すのが悪いことではないと思います。
革新性で主役になるべきなのは若いバンドですからねえ。
年寄にいつまで期待しているんだと。
In Rainbowsのときも薄っすらとそう感じましたが、あのアルバムは抜群に曲が良かったからなあ。
そういう思いは今ほど強くなかったのかもしれません。
成熟や完成を目指すのも悪くないと言いつつも、やっぱり革新性に期待してしまう部分もあるわけで。
そういうわけで、私にとっては複雑な思いが交錯するアルバムです。
コメント
自分もだいたい同じような感想ですね。
良いアルバムなんですけど「Radioheadならもっと凄いのが
作れるだろ」と思ってしまいます。自分みたいなリスナーが
アーティストを苦しめてしまうんでしょうけど….
あと革新性で期待してるのはThese New Puritansですね
まだまだ若いですし頑張って欲しいです。
私は「ロックはネタ切れ」という毎度お馴染みの悲観的な思いを抱いてしまいますw
でもThese New Puritansには頑張ってもらいたいですね。
まだ良いバンドですし2枚しか出していませんし。
最近はバンドを1stアルバムだけで使い棄てる傾向にありますけど、良いアルバムを作ったらマスコミには大きく報道してもらいたいです。
These New Puritansの3枚目には期待しています。