90年代のアルバムもアナログレコーディングが主流でオリジナルレコードとCDでは音質が全く違うのか?

昨日は最近の音楽シーンに着いて書きましたが、今の私は最近の音楽シーンよりも昔の作品を良い音で聞くことに関心が向いています。
そっちの方が面白いんだもんw

そういうわけで今日も不人気な音質関連。


しつこいぐらい書いていますが、CD誕生前のレコードしかなかった時代の作品はレコードで聞くのが良いです。

その中でも最強なのは、一番最初に作られたラッカー盤から製作されたオリジナル盤(書籍でいうところの初版)です。
理由はカッティングにバンドが立ち会い、OKを出したであろうと考えられるからです。
バンドが立ち会うのはそのバンドの本国盤と考えられるのでUSバンドだったらUS盤が良いです。

そのラッカー盤がダメになったら2枚目が製作されるんですが、そのときはバンドは立ち会いませんし、カッティング技術者が変われば音も変わってしまいます。

このようにオリジナル盤はマニア受けする要素がたっぷりですから、高値で取引されています。
ヤフオクなど見ていたんですが、Beatlesなんて手が出せませんw

そういえば、いい加減にBeatlesのリマスターボックスを買おうと思って見ていたんですが、中国産のニセモノが多数出品されていました。
怖いですね。

リマスターといえば、Primal ScreamのScreamadelicaがリマスターされるそうですね。
他にもJon Spencer Blues Explosionのアルバムも最近はリマスター盤がリリースされました。

ということは、このアルバムもレコーディングはアナログだと思います。
90年代に入ると完全にCDが主流となりましたが、レコーディングの主流はアナログだったと思います。

アルバムに書いてあるわけじゃないんであくまでも予想ですけどね。
アルバムに書いてある場合だと、NirvanaのアンプラグドまでとSoundgardenの全アルバムはアナログレコーディングです。

今じゃアナログ機器の方が高価って印象ですが、昔はデジタル機器は高かったですからねえ。
PCだって私がはじめて買った23万円のノートPCはハードディスクが4GBしかありませんでしたw

今ではアマチュアが宅録するならPCでデジタル録音した方が手軽です。
その流れでプロになって売れっ子になってもデジタルレコーディングを続けるんでしょう。
アナログは廃れるw

アナログレコーディングならレコードで聞いた方が音が良いってことでで、90年代のアルバムもレコードとCDでは音が違う可能性が高いと思います。

デジタルレコーディングの作品はあまりリマスターする意味がないと思います。

例えば、アナログレコーディングのマスターテープをデジタル化する際、昔の機器と最新の機器では性能に差があるとよく言われます。

写真をデジタル化してPCに取り込むとなると、最近のプリンターにはほとんど付いているスキャナーを使います。
そのスキャナーの性能が昔と今では差がありますよね。
今のスキャナーの方が綺麗に取り込めるでしょう。

アナログマスターテープのデジタル化も同じでしょう。

デジタルレコーディングの場合はそういうリマスターの意義の一つがないですから、音圧を上げるか、音質を意図的に大幅に変えて、オリジナルとかけ離れた全く別のヴァージョンにしてしまうしかないです。
アナログレコーディングの作品のリマスターでもそういうのが主流ですし、それはそれでアリだとは思いますけど…。

Nine Inch NailsのPretty Hate Machineのように、これは全く別物だといわんばかりにジャケットまで変えるならね。
まあ私はまだこれを聞いていないんですけど。

話を戻すと、90年代のアルバムもレコードの方が良い音するんじゃないかと思い、オリジナル盤探しに頭を突っ込もうかと思っています。
90年代より更に昔のバンドほどプレミアが付いていないようですしね。
入手困難なのも多いですけど。

まあ最近はこんなこと考えているってことで終了です。

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