「どのSHM-SACDを買おうか?」と「同じアルバムを何種類持っている?」

今日は不人気な?音質の話です。

以前SHM-SACDがリリースされるらしいというのを書きましたが、そろそろ第一弾がリリースされます。
6月30日の予定だそうです。

値段が高いのが最大の欠点ですけど、SHM-CDよりもSACDやDVD-Audioに力を入れて欲しかったと主張していた者としては、購入するのが筋ってもんだろうと。

それでどれを買おうか迷っております。
ロックでSACD化されるタイトルが微妙というか良く知らないのが多いんで。


The WhoのWho’s NextかVelvet Underground & Nico、Rolling StonesのLet It Bleedにしようと思っていましたが、Who’s Nextは延期になってしまいました。
Who’s Nextは第一弾から外され第二弾として8月にリリースされるそうです。
第二弾にはBlack SabbathとKissも名を連ねております。

Rolling StonesのSACDはベスト盤を中古で買ったばっかりなので、じゃあVelvet Underground & Nicoにしようかなあと。

ヴェルヴェット・アンダーグラウンド・アンド・ニコのSACD amazon

amazonの商品説明を見ると、「国内オリジナル・アナログ・テープを基にした2010年最新DSDマスター 」と書かれています。
どういうことか?と素人ながら考えてみます。

まず日本国内盤を説明しなくてはならないのですが、日本盤というのは基本的にMade In Japanです。
日本で生産されます。

直輸入盤とか日本盤仕様というのはMade In Japanではありません。
輸入盤にライナーとか対訳を付けただけです。

このブログでは面倒だから両方とも日本盤と表記してしまうことが多いです。

話を戻すと、マスターテープは世界に一つしかありませんから、Velvet Underground & Nicoだったらアメリカにあります。
日本で生産するために、そのマスターテープのコピーを日本のレコード会社がアメリカのレコード会社から貰っており、それを使用するということでしょう。

これも余談ですが、日本盤よりも輸入盤の方が音が良いと言われる理由の1つはこの辺りにあります。
アナログテープのコピーですから、デジタルデータのコピーと違って当然劣化します。

で、今回のSACDはそれを使用し、日本で独自にDSD(SACDのオーディオデータ形式)マスターしてSACDを製作すると。
Velvet Underground & NicoがSACD化されるのは世界初、しかも日本だけです。

レット・イット・ブリードのSACD amazon

Rolling StonesのLet It Bleedは、「米ABKCO制作 2002年DSDマスター 」と書かれています。
Rolling Stonesのアルバムは2002年にSACD化されているので、それをそのまま流用すると。
だから2002年のSACDを持っている人は今回のSHM-SACDと聞き比べ可能ですw
SHM仕様にした効果はあるのでしょうかw

私はSHM仕様には興味なく、再びSACDがリリースされることが嬉しいだけなんで、SHM効果には全く期待しておりません。

Velvet Underground & Nicoを買おうかと思っていますけど、このアルバムはもう既に2枚持っているんですよねえ・・・
デラックスエディションと、高音質という謳い文句に騙されて買ったSHM-CD盤。

去年はJesus Lizardのリマスター盤を大人買いしましたけど、古いバンドが好きな人はリマスター毎に買い直している人も多いんですかねえ?
頻繁にリマスターしているバンドのファンは大変ですね。

同じアルバムを何種類持っているか?
最高枚数は何枚か?

こんなこと考えていましたが、私はNine Inch NailsのThe Downward Spiralの3種類が今のところ最高記録です。

The Downward Spiral3兄弟

通報の日本盤、SACD化されたデラックスエディション、アナログレコード盤です。
SHM-CDがリリースされたときは、既に胡散臭さに気づいていたので買っていません。

まあ本当に好きなアルバムだから何種類も買っても良いかなあと思ってしまいます。

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