コンニチハ、ジェロ・ビアフラです。
「貧乏人を殺せ!」という歌詞を真に受けないで下さい。
僕なりのブラック・ユーモアです。
世間では蟹工船という本が売れているらしいですね。
金持ちに搾取されている労働者が立ち上がるという話のようですが、俺はまだ読んでいません。
でも、こういう本がブームになるって格差社会を実感させますよね。
俺なんてコキ使われていると文句タラタラだけど、日雇い派遣に搾取されている方と比べると恵まれているんだなあと思います。
まあ会社はいつ無くなってもおかしくないんですが・・・
最近、サイト製作のためにDead Kennedysばかり聞いていますが、蟹工船がブームになるんだったらデッケネの名曲”Kill The Poor“がアンセムになってもおかしくない、いやアンセムになるべきだ!と思います。
無駄な福祉税なんて払う必要はなくなるし、スラムも失業者も消え失せる
貧乏人をぶっ殺せ! Kill Kill Kill Kill Kill The Poor
シャンパンで乾杯だ
犯罪率もグッと下がるし、ゆっくり暮らせるぜ
こういった歌なのですが、冒頭の渋松対談流書き出しで書いたとおり誤解しないで下さいw
ビアフラの歌詞はこのような逆説的なブラックユーモアが多いのですが、当時から誤解されることも多かったようです。
スタイルとしてはハイロウズの「アメリカ魂」に近いですかね。
まあイマドキの売れっ子ポップパンクがカバーしても逆説的な意味にはなりませんけどね・・・
「俺が大統領だったら国民から同じ額の税金を取る」と言っていたLimp Bizkitのフレッド・ダーストなんて絶対に歌えないだろうなw
アンダーグラウンドなパンクバンドだからこそ歌えると思います。
数年前に日本のヤポネシアン・ボールズ・ファウンデーションというバンドが日本語に歌詞を書き換えてカバーしたらしいです。
WEBで検索してみると、やっぱり誤解した方が少なからずいるようで・・・
まあ、デッケネどころかパンクに触れたことがない人が眉をひそめるのはしょうがない気がしますが。
話がそれましたが、蟹工船を読んだ人はDead Kennedysも聞こう!と言いたいだけなんですw
ちょうど紙ジャケSHM-CD化されましたし。
80年代にはDead Kennedys、90年代にはRage Against The Machine、00年代はSystem Of A Downと繋がってきたけど、最近はシーンを見渡してみてもこういうバンドはいないですねぇ・・・。
日本のアンダーグラウンドは良く知らないけど、蟹工船が売れる世の中なんだから、日本からこういったバンドが出てきて欲しいです。
コメント
ビアフラの悪意と皮肉とシリアスでギトギトなブラックジョークは最高ですねw
SOADも物凄く好きですがサージがFoo Fightersと一緒にHoliday In Cambodiaをやってるのを見てて物足りない感じがした時はビアフラのキャラの偉大さがよくしみました
SOADはともかく、FFはロックスター化がいちじるしいようで・・・
ビアフラは独特ですよね。
曲によっては楽しそうに?歌っているのが皮肉を増大させていて好きです。