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リマスター、マスタリング関連

Nirvana / In UteroのUSオリジナルレコード(DGC-24607)の音

前回の記事から一ヶ月も開いてしまいました。
なんだかやる気が出ませんでした。
今更ですが前回の予告どおりNirvanaのIn UteroのUSオリジナルレコードについてです。

DiscogsのIn Uteroの一覧

色々ありますね。
中には本当に存在するのかよ!と言いたくなるものもあります。

以前も書きましたが、レコードの場合はレコードの型となるラッカー盤が変われば音も変わってしまいます。
「リマスター」との宣伝文句がない再発盤もオリジナルとは音が違います。
まあ音の違いが大幅なのか小幅なのかはケースバイケースですが。

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NirvanaのIn Uteroのサウンド(20周年記念盤はリリースされるのか?)

コンニチハ、1993年のIn Uteroのサウンドについて語ったカート・コバーンです。

そしてマスタリングではいちかばちか賭けてみることにした。
正直言って、マスタリングって最後の最後にテープからレコードに移植する単純な作業だと思ってたんだ。

ところが実際にスタジオに行ってみたら、その段階でもヴォーカルを希望通りに取り除くことができるって言うじゃないか!
びっくりしたよ。
まるでリミックスと同じなんだね。

結局ベースに少し高音域を与え聞こえるようにして、ヴォーカルも上げてちょっと圧縮したら問題は無事解決したよ。
正しい選択をしたと確信している。
そして今はアルバムに100%満足している。
変えたい部分は何一つない。 (カート・コバーン / クロスビート1993年10月号)

昔はマスタリングは微調整という認識でしたが、この頃からマスタリングでミキシングに匹敵するほど音質を変えることができたんですねえ。

前回書いたMy Bloody Valentineの記事は主にTwitter上であちこちからリンクを貼られ、想像以上に大事になってしまったんで驚きました。
このブログは普段は1日500人ぐらい訪れますが、そのときは1日1000人以上も来ましたからねえ。
さすがにマイブラともなると注目度が違うのかなあと思いました。
ビビリはしましたけど、これで音圧主義も変わってくるかもしれないという希望が持てる出来事でした。

今日はNirvanaのIn Uteroについてです。

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My Bloody Valentine / m b vの感想と音圧

実を言いますと、今回のMy Bloody Valentineの単独来日公演はチケットが取れなくて見れません。
発売日に即刻売切れてしまったのでチケットを取れませんでした。
フェスで再び日本に来るようなので、そのときは見れるかなあ?

今日は突然リリースされたMy Bloody Valentineの新作m b vについてです。

私はレコードとCDのセットを買いました。
ダウンロードはもちろん96khz/24bitのwavです。
これさえあれば44.1khz/16bitのwavもMP3も作れますしね。

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「日本でもレコードが売れている」と「thee michelle gun elephantのcult grass starsのレコード」

コンニチハ、1999年のTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTのチバユウスケです。

ファースト(cult grass stars)はアナログを1000枚作ってないんじゃないかな。
ジャケットも変えて、見開きジャケットでお金がかかっています。
ジャケットのアートワークにはうるさくて、バンドが匂っていないと嫌だというか、音を想像させるというか、バンドがカッコイイとジャケも格好良く見えてくるものだし。

CDとアナログではカッティング(マスタリング)が違うので、ミシェルでは今回はCDの音の方が良かったとか、アナログの方が良かったなとか、そういう違いはありますね。(レコード+CDマップ ’12-’13から引用)

上のインタビューはレコードマップ99年版に掲載されていたものが12-13年版に再掲載されたんで、99年ごろの発言です。

Twitterでも書きましたが、アメリカだけでなく日本でもレコード市場が急成長しているようです。

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Jack WhiteのBlunderbussはアンチ音圧至上主義アルバム

コンニチハ、ジャック・ホワイトのWikipediaです。

ジャック・ホワイトは過剰なマスタリングが施された現代的ポピュラーミュージックを嫌う(「普通にアンプにギターを繋いで、普通にギターを演奏して、普通に歌を歌ったら、あんなおぞましいキラキラとした音は出ない」と『Bigread』誌において語っている)。

今日は「面倒だ信じてしまえWikipedia」から始まりましたが、Wikiにはこう書かれていますけどこの話は本当なのかわかりません。
Bigread誌そのものの情報が見つかりませんがこの雑誌は存在するのでしょうか?
やはりWikiを鵜呑みにするのは危険ですかねえ。

ただ、去年リリースされたジャック・ホワイトのBlunderbussは現代的マスタリングに喧嘩を売ったアルバムです。

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2012年の秋冬にリリースされる過去の名盤のボックスセットについて

前回チラリと書いた過去の名作のボックスセットについてです。
今年は特にリリースが目立つ気がします。
年末商戦の新たな主力となるのでしょうか。

サンケイビジネスアイ 「大人消費」で音楽CD復活 ミスチルなど人気作品続々、課題は若年層開拓

日本ではこんな風な分析もあるようですが、海外でも中高年に買ってもらえるものを積極的に展開しようとしているんですかね?

Velvet Underground & Nico、Sex Pistols、Rage Against The Machine、Massive Attack、Smashing Pumpkinsを取り上げます。

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リマスターについて思うこととSmashing PumpkinsのSiamese Dreamのリマスターの感想

最近は過去の名盤の豪華ボックスセット化が目立ちます。
昔からベストアルバムは年末商戦のためにリリースされているような印象がありましたが、過去の名盤のボックス化が新たな年末商戦の主力になるのかもしれません。

そのボックスの宣伝文句のひとつがリマスターなわけです。

いろいろ聞いたり調べたりしてきて、リマスターについて思うことを少し書きます。
以前思っていたこととは変わってきた部分もありますんで。

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Metallica / Master Of Puppetsの各国オリジナル盤を聞き比べ

前回書いた海外バンドの日本盤レコードの音は悪いといわれる理由の続きです。

日本盤はおろか、そのバンドの本国盤以外は音質的にダメだと考えられている理由を書きましたが、あくまで一般論です。
作品によって事情は異なるでしょうし、机上の空論で終わる可能性もあります。
それに「良い音質」というのは個人の好みとも言えるわけで、日本盤の音が好きという人もいるかもしれません。

結局のところ作品ごとに聞き比べて判断するしかないのですが、結構カネも手間もかかります。
まあ楽しいことでもありますけどね。

これから検証するMetallicaのMaster Of Puppetsの日本盤レコードはこの記事のために買いました。
まあジャケ不良帯なしということで500円ぐらいでしたが、このアルバムを買うのはこれで6種類目でした。
6枚ともマスタリング(カッティング)が違うんですが、同じアルバムを6種類も揃えたのには何だかなあと思うこともあります。

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海外バンドの日本盤レコードの音は悪いといわれる理由

コンニチハ、PILのジョン・ライドンです。

今度のアルバム(Metal Box)で自慢できるのはサウンドプロダクションが非常に素晴らしいってことだ。
カッティングまで自分で点検した。(Metal Boxの日本盤のライナーノーツ)

今日はレコードの話題です。
これから書くことはCDには当てはまりません。

海外バンドの日本盤レコードは音が悪いといわれる理由です。
ジョン・ライドンのいう「カッティング」という言葉も関わってきます。

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My Bloody ValentineのLovelessの2012年のリマスターの感想

コンニチハ、My Bloody Valentineのケヴィン・シールズです。

(Lovelessのリマスター盤は)最近のCDと同じような感じで音をただ大きくし過ぎているわけじゃない。
音を大きくしたことで犠牲となる部分が出てくるんだ。
僕はそれが嫌だったからできる限り音を上げても、その分、他の情報が潰されてしまうことが起こらないようにした。(Sound & Recordings2012年6月号より。)

相変わらず音楽業界は音圧至上主義に毒されている感がありますが、今日は今更ですがMy Bloody ValentineのLovelessのリマスターの感想です。

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