コンニチハ、Ringo Deathstarrのアレックス・ゲーリングです。
(個人的な目標を聞かれ)家賃をしっかり払えるようにお金を稼ぐこと(笑)。
フルタイムでバンドをやれるように、もっともっとがんばりたいわ。
今までバンド以外に2つ掛け持ちで仕事をしていたんだけど、また1つ増やすはめになって今は3つの仕事をしてるの(笑)。
1日中音楽のことだけを考えて、曲作りに集中していられる生活を送れたらどんなにすばらしいだろうと思うわ。(クロスビート2012年12月号から引用)
前回書いた音楽雑誌ですが、もう少し買い続けてみようかなあと思う今日この頃です。
今回は音楽雑誌の記事からのネタです。
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コンニチハ、スティーヴ・アルビニです。
パンクが始まった当初は、パンクバンドとファンはひとつのコミュニティを形成しているような感覚があったし、彼らは「自分たちは主流派とは違うんだ。」とメインストリームから距離を置く点に自分たちのアイデンティティを見出していた。
それが今ではそれぞれの音楽の聞き手の間にも差がなくなってきたし、バンドやミュージシャンの方でも自分達がメインストリームから乖離しているとは必ずしも感じていないんじゃないかな。(アメリカンオルタナティヴロック特選ガイドより)
インディからインディらしくないバンドが沢山出てくるようになって久しいですが、最近強く思うのはインディと日本の幼児愛系アイドルグループを両立させている人って私の想像以上に多くなったということです。
例えばDirty Projectorsも好きだけどA○B○8も好きで良く聞きますって人々のことです。
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コンニチハ、ニール・ヤングです。
王様は去ってしまったが忘れられることはない
これはジョニー・ロットンの物語だ
錆びついてしまうより燃え尽きる方がいい
ロックは決して死なない
ちょっと見ただけでは理解できない深い意味があるんだよ (Hey Hey My Myの歌詞)
この曲の歌詞を引用したのは、別にカート・コバーンの命日近辺だからではないです。
カートが遺書で引用した部分ばかりが注目されるようになってしまったのはどうかと思いますが。
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コンニチハ、Stone Rosesのイアン・ブラウンです。
世界で最も不快極まりないビジネスの中で10年間を過ごしてきて、ストーン・ローゼスの終焉を宣言することは喜びだ。
これまで俺達に愛と支援を与えてくれた全ての人々に神のご加護があることを祈っている。
特に俺たちを送り出してくれたマンチェスターの人々には感謝している。
全ての人が平和でありますように。(クロスビート1997年1月号より)
これはStone Roses解散時の公式声明です。
これだけだと解散理由は全くわからないんですが、まあ一般的には人間関係の悪化といわれています。
解散後、ジョンはドラマーのレニが脱退してから均衡が崩れたようなことを言っていましたし、イアンはレニについて、ドラムループを使用してアルバムを作っていたら、レニが「俺は何でここにいるんだ」ということになったと言ったこともあります。
つまりドラマーの俺がいるのに何で機械のドラムを使うんだ!と。
去年の再結成はビッグニュースでしたが、まあいろいろ思うことがある方は多いでしょうか。
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コンニチハ、Pitchforkのエイミー・フィリップです。
ひとつの音楽に支配されることは、私たちが生きているあいだはきっとないと思う。(interview with a editor of Pitchfork - ele-king Powerd by DOMMUNEより)
今更ながら各メディアが出した2011年のベストアルバムに関して。
まあこの手のランクはあまり熱心にチェックしていませんし、自分の価値観とズレがあるっていうのが毎年のパターンなんで、毎年のようにランクに文句を言ってもしょうがないんですが。。
クロスビートの2012年2月号の表紙の「2011年、真の傑作はあったのか?」というのに思わず吹き出しそうになってしまいました。
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コンニチハ、Times New Vikingのベス・マーフィーです。
最近の音楽のジャンル付けって、もの凄いスピードで行われていると思う。
ネットのせいだと思うんだけど。
例えばローファイだって、ブログやサイトを通じて簡単にジャンルが確立されちゃって、シットゲイズなんてサイケデリック・ホースシットがマイスペースで、自分たちの音楽を形容して、適当に書いたら、それをNMEがおもしろいと思ったらしくて、シットゲイズに当てはまるバンドについて記事まで書いちゃって。
でもあんなの、冗談で書いたものなのに、今じゃジャンルになってるわけでさ(笑)。
まあおもしろいけど私たちとは全く関係ないから。
そもそもシューゲイザーとも混じってなかったのに、シットゲイザーとは混じりたくないわ(笑)。(ロッキングオン2011年5月号)
Times New Vikingのアルバムを2枚聞きましたが、まあシットゲイズやローファイと呼ばれても仕方がないかなあw
今日は新たに生まれた音楽用語(あえてジャンル名とは言いませんw)、Seapunkについてです。
#Seapunkというのが正しい表記なのかは不明です。
新たに生まれた音楽用語を、醒めたニヒルな視線で追っかけるのも楽しいですよw
ちなみに上のTimes New Vikingの発言は#Seapunkについて語っているわけではありません。
音楽ジャンルの確立について面白いこと言っていたので引用しただけです。
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コンニチハ、Mudhoneyのスティーヴ・ターナーです。
パンクって、最近は全然変わっちゃったよなぁ。
オフスプリングやグリーン・デイとかバッド・レリジョン辺りが山ほどレコードを売るようになる前は、『俺たちはパンクだ』って気軽に言えたけどさぁ…
若い奴らのやってるのはあくまでもハッピー・パンクなワケ。
怒りとか暴力性とか、全然なし。
ひたすらハッピーで、追い詰められた感じがない。
時代は変わったんだよ。
俺は何もオフスプリングやグリーン・デイをこき下ろそうっていうんじゃない。
ただ、あれは俺が考えているパンクじゃないってこと。(ミュージック・ライフ1995年5月号)
若い人には理解できないかもしれませんが、30年以上も生きていると、時代の移り変わりを感じることが多くなりました。
「昔はあんなんじゃなかった。」みたいな感情です。
そう、時代は変わってゆくのですw
上のスティーヴの場合は「パンク」という言葉の移り変わりについてですが、今日は別にポ○プ・パ○クをこき下ろすわけではありません。
「インディ」もだいぶ変わってきたなあと。
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コンニチハ、Pearl Jamのエディ・ヴェダーです。
世の中の下の方で暮らしていくためには、想像力に富んでいなきゃならないんだ。
俺はものすごく想像力に富んだ人間にはいつも興味があるんだ。
最も優れた語り手ってのはいつもタクシードライバーやホームレスだもんな。
社会の上の方にいる連中に話を移すと・・・
例えば、バックステージまで連れて来てもらえるほどのコネを持った連中、成功して上手くやってる奴等、金がたんまりあって健全な人間ってのを知ってるんで、想像力がそんなになくてもいいような奴等の場合、俺とこういう類の人間とはあまり共通点がないんだ。
あいつらと会話したところで、世間話とか全く取るに足らない話を山ほどするだけだからな。(クロスビート1994年2月号)
たまに見かける意見として、悲惨な状況にある、精神的に荒れている、怒りを抱えているなど、不幸な人ほど想像力と創造力が豊かで、良い曲が書けるというのがあります。
これは本当なんでしょうか?
創造性のダークサイド:心理学研究
こういう記事もありますけどどうなんですかねえ?
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コンニチハ、Hyottokoです。
お久しぶりになってしまいましたがしょうがないです。
そりゃあインターネットで色々やっていれば、大金が転がり込んでくるとか、素敵な女性との出会いがあるとかだったら、忙しくても他にやることがあっても必死になって毎日やるんでしょうけどw、そんなことは一切ありません。
まあそういうのを目的にしたら、現状以上にクソみたいな内容になっていたでしょうけど。
今日も以前書いたことの繰り返しですがw
最近、Bon Iverという話題になっているミュージシャンのアルバムを何回か聞きました。
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コンニチハ、Deerhunterのブラッドフォード・コックスです。
僕たちの音楽を心底から好きになってくれる人が多いのには凄く嬉しいです。
ですが、今のアメリカのライヴ会場はヒップスター気取りの集まりって感じです。
僕はそういう人たちに「憧れの人」として見られるのが嫌です。
もし僕がバンドをやっていなかったとしたら、そういう人たちは僕と仲良くなろうなんて思わないでしょう。(クロスビート2011年4月号から要約)
最悪の地震以降、やる気を喪失し、あまりブログを更新していませんでした。
まあ忙しかったですし書くネタもあまりなかったんで。
インディがインディらしくなくなってから久しいですが、ライヴ会場の様子も昔と違うようですね。
上のブラッドフォードのインタビューには、Hipster(ヒップスター)という聞き慣れない言葉があります。
クロスビートには「流行に敏感な人、インディ・ロックを聞き、本やアートに興味のある人たちの総称」みたいに書いてありましたが、それだけだといまいちわからないのでいろいろ調べて見ました。
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