アルバムを聞いた簡単な感想集（2013年8月28日）

山手線のジョジョの奇妙な冒険の列車を写真撮影している人が邪魔くさい今日この頃です。

前々から書こうと思っていたアルバムを聞いた簡単な感想集です。
今回は年寄りバンドばかりです。

Alice In Chains / The Devil Put Dinosaurs Here

これは良いと思います。
昔のように暗黒的ではないですが、Alice In Chainsのへヴィで美しい部分が良く出ていると思います。

前作ほどケチをつける気が起きないのは、このヴォーカル体制でのAlice In Chainsに慣れてしまったからでしょうか？
相変わらずジェリーの声がやたらと目立ちますし、やはりレインのことを考えると複雑な気持ちになります。

でもこのアルバムは良いです。

Primal Scream / More Lights

Riot City Blues以降は全て傑作とはいえないアルバムだと思いますけど、More Lightsは良いと思います。

簡単に言うとScreamadelicaが少し攻撃的で暗くなった感じでしょうか。
レコードを買ったんで歌詞の内容は良くわかりませんけど、反逆的なミュージシャンとして目立つのはやはり年寄りばかり。
若者よ・・・

Mudhoney / Vanishing Point

前作の延長上でストレートなロック色が強いと思います。
相変わらずなMudhoneyなんですが、今作は不可もなく良もなくって感じです。
まあMudhoneyはこれで良いのだとも思います。
結成25周年おめでとうございます。

Flaming Lips / The Terror

前作から予想外にもダークになったわけですが、今作もそういう路線です。
Flaming Lipsのアルバムとしては今作はあんまり良くないと思います。

David Bowie / The Next Day

賛否両論あるようですけど私は及第点だと思います。
思ったよりもストレートなロックでした。

ですが、過去の名盤には敵わないとか、誰もが引退して隠居生活を送っていると思っていたところに突然リリースされたという話題性が原因で過大評価されているといった御意見は否定できません。

私としてもZiggy StardustやLowほど頻繁には聞かないかなあと。
デヴィッド・ボウイのキャリアの中では超傑作ではないですが、良いアルバムだということで。
How Does the Grass Grow?やI’ll Take You Thereは人気が出そうですしね。

Daft Punk / Random Access Memories

現在のシーン、特にEDMに対する考え方などが格好良かったので聞いてみましたが、このアルバムの音楽性はレトロなメインストリームのポップといった印象であまり好きになれませんでした。

Daft Punkは昔Discoveryを気に入ったぐらいであまり思い入れもありませんし。

Atoms For Peace / Amok

ピッチフォークで6.9点だったりクロスビートでも7点だった記憶がありますが、私はかなり気に入っています。

特に最近はこればかり聞いています。
Ingenueなんかは落ち込んでいるときにピッタリなもんで。
Radioheadよりもビートと悲しげなメロディが印象的ですかね。

そのうち若手や中堅バンドのアルバムの感想も書く予定です。
その前にクロスビートについての方が先かな。