CROSSBEATの休刊について
8月の後半ごろにCROSSBEATが休刊するという噂が流れました。
シンコーミュージックからクロスビートの年間購読者の方に通知が送られ、それがネット上に出回ったようです。
その後、オフィシャルTwitter上でも発表されました。
去年だったと思いますがサイズが小さくなったときには嫌な予感がしました。
それが最近もとのサイズに戻ったときはそれ以上に嫌な予感がしましたが、やっぱり休刊となってしまいました。
【お知らせ】クロスビートは9/18発売号を最後に、月刊誌としては一旦休刊します。今後は不定期でのムック・書籍刊行を中心に、情報発信はウェブで行なう形へとシフトしていく予定です。夏フェス速報号、年間ベスト号などはムックとして継続していきます(※詳細は後日弊社HPでも告知します)
— クロスビート (@Crossbeat_JP) August 20, 2013
定期刊行誌としてはここで一区切りとなりますが、この後、年内〜2014年にかけて、数多くのムック・書籍を刊行する予定です。新刊情報はこちらのアカウントでも告知していきます。時代の流れに沿って体裁こそ変わりますが、今後もクロスビートをよろしくお願いします!
— クロスビート (@Crossbeat_JP) August 20, 2013
個人的にはショックを受けましたが、同時に安心した面もありました。
保管場所に困っていたからです。
私は若いときはクロスビートを立ち読みと図書館で読んだりして買わない時期もありましたが、うろ覚えですが1998年後半ごろから現在までは全て購入し、自宅に保管してあります。
それ以前のものは、面白そうな号はリサイクルショップや古本屋で後になって買いました。
勿論全部揃えているわけではありません。
創刊号から全ては所持していませんが、さすがに10年以上も買い揃えていると置き場に困ります。
そういう面からすると多少はすっきりした感情が。
でもやっぱりショックの方が大きいです。
ネットが普及してからの音楽雑誌の存在意義などは以前に書いた記憶がありますけど、クロスビートの記事で知ったバンドも多いですから。
過剰宣伝記事に騙されたこともありますが、良いバンドを見つけられたこともあります。
学校サボって図書館で読んでいたことも良い思い出です。
ネットが普及する前は音楽雑誌は重要な情報源でしたからねえ。
だからそれを知らない若い世代とはジェネレーションギャップを感じます。
今回の休刊を嘆いているのは30代以上の方ばかりではないでしょうか。
時代の移り変わりを感じます。
まあしょうがないことですね。
個人的には、妄想深読みしすぎのR誌よりもクロスビートの方が面白かったので先に休刊してしまうのは残念でした。
今後はムックやネット展開と書いてありましたけど、期待したいもんです。
特にネット展開に関してはシンコーミュージックはRと比べて遅れていますから頑張ってもらいたいです。