コンニチハ、トレント・レズナーです。
5.1chのミキシングをしています。
5.1chというフォーマットは死滅状態ですがそんなの気にしません。
クールなサウンドです。
個人的にはリリースラッシュだなあと思う今日この頃です。
DeerhunterにAntony and Johnsons、そしてHow To Destroy Angelsの国内盤とリリースされるからです。
How To Destroy Angelsは産休のため活動できないようですが、トレント・レズナーはThe Social Networkという映画のサウンドトラックを完成させました。
The Social Network Soundtrackから5曲無料でダウンロードできます。
まあインストだけあってGhostsを連想してしまうような曲です。
今回はCDとレコードとBlu-rayが現物としてリリースされます。
気になるのは勿論5.1chが目玉のBlu-rayです。
5.1chって何?って方はeo光テレビのページの画像が最もわかりやすくてよいかと。
モノラルはスピーカー1個だから1ch、ステレオはスピーカー2つだから2ch、5.1chは5つのスピーカー、0.1は何かというと低音用ウーハーのことです。
5つのスピーカーに各音を振り分けるんで、立体的な音空間が楽しめます。
音楽よりも映画に多いです。
もちろんスピーカーを単に5つ並べても、5.1ch用に製作されていない音源はダメです。
まあNINファンならThe Downward SpiralやWith Teethの5.1chを聞いたことがある人は多いと思います。
私が5.1chを聞ける環境を整えたのはThe Downward Spiralを5.1chで聞きたいという思いが大きかったです。
冒頭の引用は9月4日のトレントのTwitterからです。
その後「The Fragileは(まだ)やっていない」とのつぶやきが続くのですが。
まあDVD-Audioとも少し関係ありますが、確かに5.1chは死滅しかかっているよなあw
トレントもiPodが蔓延している今、売れないとわかっていて製作したんでしょうね。
ミュージシャンとしては表現の幅が広がったんでしょうが、みんなあまり興味がないようで、せいぜいライヴ映像作品を5.1ch化するぐらい。
スタジオアルバムの5.1chを製作しても売れないようですし。
Nine Inch Nailsの他はBjorkとFlaming Lipsは熱心でしたけど、最新作では撤退しています。
NIN自身もThe Downward SpiralとWith Teethの2枚のみで撤退してしまいました。
まあ簡単に言えばホームシアターセットを購入しなければならないから敷居は高いよなあ。
今回はDVD-VideoでもなくDVD-AudioでもなくSACDでもなく、Blu-rayですので私も5.1chでは聞くことができるか微妙です。
5.1chがリニアPCMの場合はHDMIで繋がないとダメなんですけど、私のAVアンプは古いんでHDMI入力端子がありません。
リニアPCM以外の形式だったら音質は劣るものの光ケーブルで何とかなりそうですが、果たしてそれが収録されているのか微妙なところ。
まあ5.1chが聞けなくても、CD以上の高音質ステレオサウンドも収録されているんで、The Social NetworkのサウンドトラックのBlu-Rayは購入するつもりです。
いつものごとく、海外で購入すると送料が高いから日本のamazonで販売されるまで待つつもりです。
約1ヵ月後ぐらいですかねえ。
ちなみにCDはamazonで予約が始まっています。
円高とはいえ600円台は安すぎw
まあamazonはコロコロ値段が変わりますけどね…
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