コンニチハ、Velvet Underground & Nicoです。
貧乏人は明日のどのパーティーにも着ていけるドレスを持っていません
All Tomorrow’s PartiesというイベントはVelvet Underground & Nicoの曲名から取っていると思いますが、まあニコが上記のように歌っている曲です。
先日、Velvet Underground & NicoのSHM-SACDは凄い音質ですで、SHM-CD初リリース時の某メタル雑誌社長の発言のパロディで「Velvet Underground & NicoのSACDを聞くと、既存のVelvet Underground & NicoのCDを叩き壊したくなる。」と宣言してしまいましたが、まあ事実だと思っています。
ただ、SACDじゃなくてもCD用にリマスターすれば今回のような音が出せるのでは?という意地悪な疑問も浮かびました。
今回のSACDはシングルレイヤーのため、CD層がありませんし、同時期にリマスターしたCDがリリースされているわけでもありません。
まあ日本独自製品ですし。
そういうわけでSACDとの聞き比べは従来のVelvet Underground & NicoのCDを使用するしかありませんでした。
Velvet Underground & NicoのWikipediaを見る限りだと、1996年にリマスターされた音源です。
これと聞き比べたところ、「音が見える!躍動する!世界が初めて耳にする、別次元のクオリティ。」だったわけです。
でもわざわざSACDにしなくても、CDでも再現可能なレベルなんじゃないか?と疑ってしまいます。
なぜかというと、私の環境ではVelvet Underground & Nico以外のロック系のSACD層とCD層では音質の大きな差が感じられなかったりw
ブラインドテストをやっても超簡単にわかるほどの差はないです。
まあよく聞けばわかるんですけど、正直言ってわからないものもあります。
Velvet Underground & Nicoも怪しいので何とかならないものかと考えましたが、SACDをアナログ録音でPCに44.1kHz/16bitのWavで取り込めばいいんじゃないかと思って実行してみました。
44.1kHz/16bitはCDと同じですから、アナログ録音とはいえ、ある程度の目安にはなるだろうと。
それでVelvet Underground & NicoのSACDと、そのSACDからSE-U55SX(W)でアナログ録音で取り込んだ44.1kHz/16bitのWavを聞き比べてみました。
ただブラインドテストで比べるのは私の環境では不可能です。
結果はそりゃあSACDの方が鮮明で奥行きもあるように聞こえますよw
ですが大差はありませんし、SACDの方が良いというのは思い込みだと言われれば自信を持って否定はできません・・・
よってCDでも今回のSACDのような音は出せると思います。
まあ本当に細かいところでは差が出ると思いますが。
SACDとCDの差は大きくないかなあ。
クラシックやジャズはわかりませんけど、ロック系に関して言えばSACDは大げさなのかもしれません。
まあオーディオ機器が良いほどCDとの差が出るのかもしれませんし、爆音で聞かないとわからないのかもしれませんね。
SACDを褒めたかと思えば、騙されているのでは?と疑ったりしていますがw、まあ第2弾のThe WhoとBlack Sabbathも買おうとは思っています。
結局のところ、重要なのはメディアの種類ではなくマスタリング技術なのかもしれません。
ハイブリットとシングルレイヤーの違いや、SHM仕様の効果については比較しようがないんでわかりません。
まあSHM-CDを聞く限りでは、SACDをSHM仕様は無意味なのかと思い込んでいますけどねw
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