コンニチハ、At The Drive-Inです。
「Eastern Youthの音楽に対する姿勢は素晴らしいです。
だから一緒にツアーをすることにしました。」
日本のロックについての話題が続いていますが今日もそんな感じです。
日本特有のバンドは昨日のソウル・フラワー・ユニオンや諸行無常のZazen Boysとか色々いますが、今日はEastern Youthの「旅路ニ季節ガ燃エ落チル」というアルバムです。
Eastern Youthは80年代後半から活動している古いバンドです。
ルーツはハードコアのようで、Fugaziの子供たちといってもいいんじゃないでしょうか。
エモコアなどと呼ばれていますが、○ップ○ンクや最近の○モとは絶対に一緒にして欲しくないですw
「旅路ニ季節ガ燃エ落チル」の特徴は古語を織り交ぜた日本的な歌詞と哀愁感のあるサウンドだと思います。
言葉で説明するのは難しいんですが、日本語ならではの風景描写というのかなあ。
孤独感というか、人生に対する寂しさといいましょうか。
「蝉時雨と午後の光
まだ生きて果てぬこの身なら
罪も悪も我と共に在りて」
「いずれ暮らしの果てに散る」
とかね。
歌詞へのリンクを貼っておきます。
全て歌ネットです。
夏の日の午後の歌詞
男子畢生危機一髪の歌詞
泥濘に住む男の歌詞
青すぎる空の歌詞
淡い影の歌詞
徒手空拳の歌詞
何処吹く風の歌詞
足音の歌詞
寄る辺ない旅の歌詞
歌は夜空に消えてゆくの歌詞
歌詞だけでなくサウンドも日本的なんですよ。
他のアルバムも何枚か持っていますが、旅路ニ季節ガ燃エ落チルほど日本的な曲調ではなかったです。
日本的って何か?といわれれば困るんですが、まあ抽象的なものです。
日本の情景をイメージしてしまうというのかなあ。
歌謡曲とロックの融合というレビューに興味を持ったので椿○四○奏というバンドを聞きましたが、なんか不自然といいますか好きになれませんでした。
やはり旅路ニ季節ガ燃エ落チルの方が日本的だと思います。
youtubeに何曲かあったので、興味のある方は実際に聞いてみてください。
「青すぎる空」の「かかる暮らしの味気無さ」と歌うところとか、「夏の日の午後」のイントロの口笛なんか最高だと思います。
一番好きなのは「徒手空拳」という曲で本当に日本らしいなあと思ってしまうんですが、残念ながらyoutubeにはありません。
いわゆる「エモいシャウト」が好きになれない人もいるかとは思います。
夏の日の午後
男子畢生危機一髪
泥濘に住む男
青すぎる空
寄る辺ない旅
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