新人バンドの消費とMy Vitriol

昨日、The Subwaysのアルバムを聞いたんだけど、購入した当初の感動を味わえなかった。
むしろ、さっさと止めたいとすら思った。
サマソニでのライヴも良かったんだけどねぇ。
結局、分かり易い反面、飽きるのも早いアルバムだったのだろうか?

こういうアルバムって結構あるんだけど、俺って新人バンドを消費しているのではないだろうか?と思ったりもする。
飽きてはポイと捨て2ndには見向きもしない、また次の新人バンドのデビュー・アルバムを聞いて盛り上がるというミーハー的な音楽の消費だ。
こんなんでいいのだろうかと自己嫌悪に陥った。

中には2ndリリース時にも、必ず購入して聞きたいと思うバンドもいる。
最近で言えば、Arcade Fireの2ndは絶対買うつもりだ。
ただし現時点の話で未来のことは確信できないだけど。

finelines.jpgそんなことを考えて思い出したのはMy Vitriolだ。
2000年か2001年ぐらいに出てきたUKバンドでFinelinesという傑作をリリースしている。
Nirvanaの影響も強く感じさせるが、ギタリスト一人がスライド・ギター専門という編成や、空間系エフェクターを多用しているためか、単なるフォロワーではない。
試聴はamazonで可

ライヴが凄くリアルで鳥肌が立つくらいだったのは良く覚えている。
間違いなく今まで見たライヴの中でも5本の指に入る。

そんな彼らもその後音沙汰なし。
そういえばあのバンドの2ndはまだかなあとたまに思ったりもしていたけど、もう4,5年が経過。

たまには自ら積極的に情報収集してみようということで、午前中色々見て回ったけど、オフィシャルサイトも良く分からんサイトに飛ばされるし、ファンサイトも更新停止状態になっているようで完全に消息不明。

英語だから良く分からんが、2004年にレコーディングを開始するというコメントが出され、2005年の1月にシークレットライヴを行ったらしい。
その後はいったいどうしたんだ?もう2006年だぞ(苦笑)。

ひょっとして解散?

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