Label Research American Indies (レーベル・リサーチ・アメリカン・インディーズ)

レーベルリサーチ アメリカンインディーズという本を読んでみました。
タイトルの如くアメリカのインディーレーベルと所属バンドのアルバム紹介集です。
読んだ感想は、amazonでレビューしてる方と同感です。

でも決してつまらないというわけではなく、これを読んだ後にCDを何枚か注文しちゃいました。
最初は批判的なことを書きましたが、最後はちゃんと褒めてますので、暇な方は最後まで読んでください。
長文だから嫌になるでしょうけど。

第一印象は、やたらとエモとポップパンクという言葉が目に入ってくること。
勘弁してくれよw
前書きにはこう書いてある。

本書で取り上げるレーベルを選ぶ際には、キーワードとしてまずパンクを考えた。
パンクの影響を受けていても総合レーベルと言えるほど、多彩なアーティストの作品をリリースしているレーベルは敢えて外すことによって、それぞれに異なる各レーベルの特色が際立つよう試みた。

まあこのご時世、エモとポップパンクが主役なのはしょうがないな(苦笑)。
個人的には、似たり寄ったりのバンドをリリースするレーベルは好きではない。
一昔前のエピタフみたいなのを想像しちゃって。
どーせ所属バンドの大半はBad ReligionやNOFXもどきの量産型だろうな・・・っていう先入観が生まれちゃってねぇ。
俺の基本スタンスは広く浅く聞くことだから、そのコンセプトは合わない。
ましてやエモとポップパンク系レーベルが多いと来たもんだ・・・

でも、流石に総合レーベルでもSUB POPとTouch and Goは外せなかったみたいだね。
だったらSSTも入れろ!と言いたい。

とは言うものの、決してエモやポップパンクだけでは無い。
Merge、Drug City、Saddle Creek、Secretly Canadianなど面白そうなレーベルもちゃんと紹介されている。

俺自身、知らないことが沢山あって面白かった。
普段からUSインディがどーのこーのと言ってるクセに、俺って何も知らない、ロクに聞いたことが無いミーハーなんだと実感しました・・・
まあ、ちょっと言い訳すると全部追っかけるのは金銭と時間を考えると無理です、昔のバンドも聞きたいし。
そうなると比較的有名どころだけ!っていう広く浅いスタンスに・・・

話を戻すと、俺は普段”レーベル買い”はしない。
上で述べたエピタフ、グランジオルタナ期のSUB POPの退屈なバンドを考えると失敗したくないからです。
でも、これを読んでいて久しぶりに買ってみようかと。

まずは俺が命を懸けているBright Eyesが所属しているSaddke Creek。
Two Gallantsは好きだし、レーベルを追っかけたDVDも面白かった。
でもBright Eyesの前座で見たMaria Taylorはインパクト無かったんでレーベル買いは躊躇してたけど、前々から気になってたCursiveを聞いてみることに。
後は名前は知っていたけどサドル・クリークとは知らなかったFaint、完全なるレーベル買いでGeogie James。

続いてArcade FireのMerge Records。
これも以前から聞こうと思いつつ後回しにしていたSpoon。
レビューを読んでて興味を持ったM Ward。

最近のハードコア、カオスティックも敬遠していたんで思いきって聞くことに。
というわけでConverge。

これも聞こうと思いつつも聞き逃していたTV On The Radio。

久々にアルバム大量購入、来月も極貧生活確定です(苦笑)。

コメント

  1. pignic より:

    かなり買いましたね!Amazonだと簡単に手に入るけど、大型の店頭だと結構売ってなくて、しかもUSインディの新作はなかなか入荷されなくていつもリストを握り締め泣いてます(笑)。

    エモとポップパンクが多いのが仕方ないのは同感ですね。そしてSSTも。レーベル買いは確かに難しいですよね。私も基本的にはしません。でも、この本読むとしたくなりますよね(笑)。極貧生活頑張ってください(笑)。

  2. Hyottoko より:

    ネットで買うのは楽ですねぇ。
    でも、日本盤コレクターとしてはUSインディの日本盤が直ぐに廃盤になるのが残念です。

    極貧ですけど、今日は御茶ノ水のユニオンで少々買ってしまいました・・・

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