NINも新たな道を行く
やっぱりNine Inch Nailsもレーベルに属さずに活動するようです。
http://www.bounce.com/news/daily.php/11782
このブログでもメジャーVSインディとかRadioheadの販売手法とか話題にしてきましたけど。
もうメジャーVSインディなんて言っている時代じゃないんですかねえ。
メジャーのレコード流通力に頼らなくても、世界中に音源を配信することができる。
メジャーの商業的なやり方に嫌悪を抱きながらも、レコード流通のために我慢して所属し続ける必要はもう無くなった。
NINがどのような手法を取るかはまだ分りませんけど、ネットだけしか販売しないとなると流通力は劣ると言わざるをえない。
日本に住んでいると特にそう思うわけです。
俺が思うに、最大の難関はクレジット決済。
俺は29歳のリーマンだから何の問題もありませんが、カードを持っていないであろう10代の少年少女には厳しい条件だと思います。
でも、価格は自分で決められるわけだから、購入価格欄に0と入力するのもアリなのかな?
Radioheadはレコード会社と契約してCDを流通させるようですが、NINはどうでしょうかね。
トレントはインタビューで「アルバムを売って儲ける時代は終わった」とか言っていたなあそういえば。
ひょっとしたらタダでばらまくとか(笑)。
RadioheadのMP3はDRMフリー、つまり著作権保護技術が施されていない。
どうもコピーされるのを前提としているようです。
その分DISCBOXで帳尻を合わせる魂胆なのかとも思いましたが、これは結構なコストがかかっているようです。
Nine Inch Nailsはどういう形態を取るのかまだ未定ですが、Radioheadの動きと共に、音楽業界を揺るがす可能性が高い。
ひょっとして革命の始まりなのかな?