レコード+CDマップという本は今年が最後

コンニチハ、山下達郎です。

レコードマップは40~50代の読者が多いと聞いていますが、20代のヴィニールジャンキーもしぶとく存在しているでしょ?
これからアナログレコードは本当にカルトな趣味の領域に入っていくので、皆さん頑張ってくださいとしか言いようがありません。(レコード+CDマップ ’12-’13から引用)

以前、アナログレコードの売上高が前年比25%以上もアップすると予測されているアメリカの音楽市場という記事をご紹介しましたが、日本でも以下のような記事が出てきました。

生産量が前年の1.5倍に レコード人気、急回復のワケ(日本経済新聞)

レコードが売れているとか風前の灯だとか色んな意見が出てきますが、実際のところはどうなんですかねえ。

日経の記事では年配の方がレコードに回帰しているかのような書き方ですが、若者が寄ってこないと盛り上がらないかもしれません。

所謂ロキノン系の日本のバンドの中にはレコードをリリースするバンドが増えたような印象はありますけど。

まあレコード人気が復活したからといって、レコード店が復活するわけではないってところでしょうか。


先日、レコード+CDマップ ’12-’13(リンク先はamazon)を買いました。
全国のレコード・CD店を紹介している本で、毎年出版されています。
地図だけではなく、その店の特徴なども掲載されております。

個人的には2005年以来の購入です。
最近はディスクユニオンぐらいしか行かないんで、そろそろ他の店でも巡回してみようかと。

買って驚いたのは、本として販売するのは今年が最後だそうです。
来年からは電子書籍としての生き残りを模索するそうで。

本そのものもそんな状況なんですが、掲載されている店舗数も減っているようですし、店の経営は苦しいところも多いようです。

まあそういうわけで、ディスクユニオン以外の店にも行きつつあるんですが、経営が苦しい理由も分かる気がしました。
レコファン池袋店が閉店するそうですが、無愛想な店員3人を見ているとまあしょうがないかなあと。

それに一番は中古品の価格ですかねえ。
ネットを含めた他店の方が安いですし。

結局ユニオンが一番良いかなとも思ってしまいますが、ユニオンを含めて気が向いたらこのブログでレコード屋批評を書きます。
東京圏の人以外は全く参考にならないと思いますけど、そのうち地方遠征もするかもしれません。

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