コンニチハ、浅井健一です。
日本の歌の中で、反政府とかのメッセージ性の歌詞は絶対にラジオでは流れないし、皆には広まらんし、そんなバンドは活動していけないしさ。
でも外国は『BRUCE SPRINGSTEEN』でも『BOB DYLAN』でもさ、何かちゃんとラジオで流すじゃん。
どんな”過激な内容”でも”反体制の歌”でも流す大人達がおるじゃん。
でも日本のラジオ局は『しがらみ』が有るじゃん。(SIDEMILITIA.COMからの引用)
こういう日本のロック界の特徴っていうか欠点は以前も指摘した気がします。
原発事故以降は、反原発の歌がヒットチャートの上位にランクインしてもおかしくないと思うんですが、現状はどうなんですかねえ?
ヒットチャートは追っかけていないんで私にはわかりません。
そもそも、事故以降に反原発の歌を制作してリリースしたミュージシャンは存在するのでしょうか?
まあマイナーなバンドではなく特に売れ線と馬鹿にされることの多い大物バンドに頑張って欲しいところですけどね。
話は変わって、今日はBlankey Jet Cityのアナログレコードの紹介です。
Thee Michelle Gun Elephantなんかはアナログレコードに熱心で、毎アルバムごとにリリースしていた記憶がありますが、ブランキーの場合はあまりリリースしていなかったようです。
まあ全くリリースしていないわけではなく、全部で5枚。
そのうちの1枚がLast Danceという2000年の解散前の横浜アリーナでのラストライヴを収録したライヴアルバムです。

Last DanceにはCD、DVD、LPがあります。

これはCDのジャケットですが、JULY 8thとなっているのがわかると思います。
つまり7月8日のライヴが収録されています。

こちらはレコードのジャケットです。
JULY 9thとなっており、CDとは収録日が違います。
ちなみにDVDも7月9日です。
ラストライヴは横アリ2daysでした。
まあ厳密にはその後のフジロックが本当の最後のステージになってしまったわけですが。

これは包装ビニールに貼ってあるステッカーです。
注目すべきは全曲アナログのためのオリジナルMIXという一行。
マスタリングの前に行われるミキシングという作業から、アナログレコード用に行ったということです。
ミキシングって何?って人は、Wikipediaのミキシングでも読んで下さい。
上述したようにCDとLPでは収録日が違うんですが、CDとDVDの両方とLPを聞き比べてみました。
CDとDVDの方がエコーがかかっているような感じで「会場内で音が響いている」っていう印象が強いです。
LPはそういう響きが弱いんで、演奏がダイレクトに伝わってくる感じがします。
レコード特有の厚い音が出ますし、私はLPの音の方が断然好きです。
このレコードは限定盤ですけど、それほどプレミア化しているわけじゃないんで入手は簡単です。
興味のある方はどうぞ。
こう音が良いと他のアルバムのレコードも欲しくなってきますが、The SixとSkunkは結構な値で取引されているようで・・・
コメント
こんにちは、ひょっとこさんがブランキー好きだったとは意外というか納得というか
僕にとっては青春のバンドで今でもたまに聴きますが浅井の歌詞世界はいつでも刺激的ですね
最近の活動はあまり関心が無いですが(ポンティアックス?は良くなかった)ギターをほとんど売り払ったという話を聞いてなんとなく悲しくなりました
Johnny Hellまでは好きなんですが、それ以降の最近のベンジーの音は何だかなあと思ってしまいます。
PONTIACSもイマイチでしたね。
Hyottokoさん、初めまして。
私もラストダンスのLPを持っております。
私はSL-1200GにDL103を付けて楽しんでおります。
現行の1200はかつての1200とは雲泥の差ですね。
視聴しておりますが、下位機種のGRの出来がすこぶる良いです。15万円台のレコードプレーヤーとしてはダントツで使い易くて音も良いです。
コンニチハ。
5年前の買ったばかりの時は上記のようなことを書いてしまいましたが、Last Danceのレコードはレコードの弱点は内周歪みにも書きましたが内周歪みがひどいんで現在ではあまり聞いていません。
3枚組にした方が良かったのかと思います。