R.E.M.の解散について

コンニチハ、91年のカート・コバーンです。

R.E.M.はずっと商業的なバンドだと思ってた。
でも情熱がある。
今までもそういうバンドはたくさんあった。
ファンや音楽関係者たちがバンドを見守らなきゃ。
ここ10年のような堕落はごめんだ。
特にレーガン時代みたいなね。(Seven Ages of Rockより)

そういえばLiveというバンドはR.E.M.にソックリだった気がする今日この頃です。
Liveというバンドの音楽自体を忘れてしまったんで。

かなり今更な話題なんですが、R.E.M.の解散について。
ウチのサイトのR.E.M.のページも書き直さなきゃとは思っているんですけどね。


解散宣言が出たのは去年の9月ぐらいだったでしょうか?
驚きはしたものの、最近はR.E.M.から離れ気味だったので、それほどショックではなかった記憶があります。

でもまあ、メンバー間の結束が堅そうだったから意外に思いました。
Twitter上で、「R.E.M.のことを大して好きでもなさそうな人がたくさん悲しみのつぶやきをしている。」とつぶやいている方がいて笑ってしまいましたが。

これだけ沢山のアルバムを出していると、お気に入りのアルバムをたまに聞くぐらいなんで、他のアルバムがどんなのだったか良く覚えていません。
特にReveal以降のアルバムは聞いてはいたものの、あまり良く覚えていません。

それで聞き直したりしていたんですが、別に駄作だとは思えなかったです。
ラップを取り入れているような曲もありましたが、確かに真新しい音楽ではないですが、解散するほど酷いアルバムではないんですよねえ。

R.E.M.のマイク・ミルズ、解散の経緯を語る

この記事によるとAround The Sunのデキに不満足だったそうですが、Around The Sunも悪いアルバムだとは思えないです。
AccelerateはMonsterよりも良いんじゃないかと思います。

やっぱりダメになる前にやめるってことなんでしょうか?
それこそ再結成で話題になっているStone Rosesなんかは散々醜態を晒した後に解散しているわけですから、そうなる前にということでしょうか?

そういうことだったらしょうがないですね。
ポジティブに捉えたいです。

80年代にインディで活躍し、Nirvanaよりも一足前にビッグバンドとなって更に世代の代弁者扱いされつつも、己を見失わずセルアウトせずに活動を続けてきた彼ら。
こう書くと格好良いですね。

まあ風変わりではあったものの、人によっては王道アメリカンロックに聞こえるかもしれませんし、カートのように商業的なバンドだと捉えるんじゃないかな。
確かトレント・レズナーは「いつの間にかR.E.M.がオルタナティヴってことになってしまった。」と言っていた記憶があります。

私は良いバンドだと思いますけど。

いろいろ聞き直しましたが、やっぱり最近のアルバムよりも昔の全盛期のアルバムの方が良いっていうのはあります。
Reckoning、Out Of Time、Automatic For The People、そして個人的にはRevealが好きです。
逆に言うと、これ以外はあまり熱心に聞かなくなってしまったと。
誤解のないように書きますが、これら以外が悪いアルバムではないです。
これらが飛び抜けているから。

まあそういうわけで、R.E.M.には心からお疲れ様でしたと言いたいです。
やっぱり引き際は大事なんですかねえ。

サッカー実況アナウンサーで金子勝○さんという70歳を超える方がいるんですが、もうボケているとしか思えません。
彼の実況を聞いているとイライラしてしまい、いい加減に引退したらと思ってしまいます。
引き際は大事ですね、やっぱり。

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