Power Pop(パワー・ポップ)について思うことを

今日は音楽用語についてです。
CROSSBEATの2010年4月号で、「パワー・ポップ完全ガイド」という特集がありました。

俺もパワー・ポップという用語をしばしば使用しています。
ですが、この音楽用語の意味も曖昧だからなあ・・・

以下超長いです。


最初に書いておきますが、俺はBig Starなどといった元祖パワーポップは聞いたことがありません。
俺が一番最初に「このバンドはパワーポップだ!」とメディアに洗脳されたのは、The Posiesだったような記憶があります。

ウチのサイトのThe Posiesのページ
このページも作り直さないとなあ・・・

The Posies – Definite Door
グランジ映画hypeのワンシーンでThe Posiesが演奏しているのはこの曲だったと思います。

音楽用語はどれも難解なんですが、パワー・ポップとはキャッチーで胸がキュンとするような泣きのメロディを持っているバンドのことだと解釈しています。

ですが、こういうバンドはあまり好きじゃありません。
We○zerのことが嫌いですからw
We○zerのページも大物だけにサイトに追加するべきなんですが、好きじゃないだけに後回しにしてしまいます。
作ってくれる人を募集した方がいいのかなあw

なんで好きになれないかっていうと、メロディが強力で理解しやすいだけに、飽きるのも早いんですよ。
泣きのメロディが頭から離れなくなるのも一部の例外を除いて好きじゃありません。

俺にとってその典型的なのがWe○zerなんですよ。
ただWe○zerの場合はアルバムのトータル時間が短くて、本当に嫌になる前に終了するのは見事だと思います。

The Posiesは今でもたまに聞く気になります。
Redd KrossとThe LemonheadsのCDは持っていますが、どんなのだったか忘れちゃったなあ。
Teenage Fanclubは今聞くと微妙かなあ。

「パワーポップ=強烈なメロディ」と解釈していますし、それが一般的なような気がします。
そのため、パワーポップは俺の嫌いなポッ○パン○やロックスター志向のエ○とも距離が近いんですよ・・・
ポッ○パ○クが広まるきっかけとなったGre○n D○yのDo○kieのリリース当初の日本盤の帯には「パワーポップのヤングリーダー」との売り文句が書かれていました。

The A○l-Am○rican Reje○tsのようにエ○とカテゴライズされるバンドもパワーポップと呼ばれることもありますし、Jimmy Eat WorldなんかはThe Posiesを引き合いに出して語る人もいるようです。
まあJimmy Eat WorldはClarityだけは良いと思いますけど。

何年も前に書いたエ○嫌いのエ○研究:その2で、「エ○が大きなムーヴメントになるきっかけはG○t Up K○dsやJimmy Eat Worldといったホスト・ハードコア世代のパワー・ポップ・バンドのブレイク。」とのメディアの記事を要約した文を掲載していますが、その後はポ○プパ○クを土台にしたバンドが台頭しています。
まあ失速気味に見えますが。

この辺のことも、クロスビートの特集記事には「ポッ○パン○と○モとパワーポップが混在しているややこしい状況」と書かれていた記憶があります。

まあこういう経緯も個人的には好きじゃないです。

そういうわけで、パワーポップと呼ばれるバンドは好きじゃないのが多いんで、クロスビートの特集で紹介されているバンドの大半は良く知りません。
最近のバンドはこういう経緯もあるんで聞く気になれないので、聞くとしたら昔のパワーポップかなあ。

最近じゃあヘタウマ・ローファイな胸キュンバンドが目立ちます。
The Pains of Being Pure at Heartとか日本だと相○性○論とかね。
でもこの場合はPower PopではなくTwee Popと呼んだ方が良さそうです。

そもそもパワーポップとギターポップとトゥイーポップという用語は全部同じような意味だと思っていたんですが、実際は微妙に違うようです。

Power PopのWikiを見てもFountains of Wayneがパワーポップだと驚き、更にはThe Libertinesもパワーポップだったんだあ!と呆れてしまいましたw
でもパワーポップの影響を受けていると言われればなんとなく同意してしまうかなあ。

まあ音楽用語なんて曖昧ですからあまり気にしない方が良い場合が多いです。
元祖パワーポップなバンドを知らない俺がとやかく言うのもおかしい気がしますしね。
というわけでこれで終了です。

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