コンニチハ、Kissのジーン・シモンズです。
いまどきCD一枚買うよりコンサート一回見る方が金がかかるんだ、「さあこれからアンプに向かって倒れ込んで自暴自棄の振りをするぞ」なんてもの以外のものを聞かせてもらいたいもんだぜ。
俺はこのよれよれシャツの時代ってのにうんざりしてるんだ。
こいつらはプラチナ・アルバムを何枚持っていようが、自分達にはまともなショウをまかなう金もないって振りをするんだからな。
ファンが払った金に見合うものを提供するのは欺瞞であるっていうのが最近の風潮だからね。
「俺は自己破壊的だ。だからステージで苦悩をぶちまける。お前達にはちゃんと金を払ってもらうからな。」というわけさ。
誰もがこぞって自殺したがるのを見物させてもらって確かにおもしろかった。
だが俺は今、ここでその終結を宣言する。
さあ、ロックしようぜ。
ウチのサイトについてですが、長期間にわたって新たなバンドのページを追加しないと放置状態だと思われてしまうので、現在どのページを修正中なのか表示することにしました。
もう何ヶ月も前のことですが、鋭いツッコミとインディの欠点にミュージシャンの発言を大幅に追加しました。
最近はメジャーレーベルとインディレーベルの境界線が曖昧になっていますが、Klaxonsが音楽制作に関してレーベルから口出しされているニュースを読むと、メジャーは相変わらずなんでしょうか?
KLAXONS、セカンド・アルバムをレコーディングし直すことに
俺が大爆笑してしまったのは冒頭のジーン・シモンズの発言。
「さあこれからアンプに向かって倒れ込んで自暴自棄の振りをするぞ」ってねw
言いたいことは理解できますし、実際そういう部分もあったと思います。
それに商業主義を否定しても結局金は取るんだろ!ってね。
火を噴いたりエンターテインメント満載のステージを展開するKissならではの見解ですが、アーティスティックなアプローチの欠片もない過剰な演出よりも、数年前に武道館で見たPearl Jamの素朴なステージの方が好きです。
音楽だけで勝負するぞ!って感じでね。
コンニチハ、Metallicaのラーズ・ウルリッヒです。
オアシスの「俺たちはスターになりたいんだ。成功したいし、金儲けもしたい。ドラッグも女も今すぐ全部欲しい。」っていう態度は、ハッキリ言ってロックンロールの本質だと俺は思う。
これは俺が思うロックンロールの本質だとは思えないな。
大昔はそういう姿勢が危険視されていたのかもしれませんけどね。
あと面白いのはインディ系の会社に金を騙し取られたMinistryのアル・ジュールゲンセン。
インディーズは表面で無欲を装っている分、メジャーよりタチが悪いと考えているようです。
まあ今は昔ほどメジャーVSインディという構図は存在しないので、特に若い人にはピンと来ないかもしれないけど、読んで何かを感じて下されば幸いです。
あまりにも長文になってしまったので全部読んで下さる方が何人いるのか微妙なところなんですが。
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