コンニチハ、Beastie BoysのMike Dです。
今とはまるで違う時代だったんだから。
なにかが起きると世界中のみんなが携帯で同時にそれを観てるような世の中じゃなかったから。
だから、やっぱりあの時ニューヨークにいなかったら、あれ(ヒップホップの台頭)は目撃できなかったものなんだよ。(Beastie Boys マイク・D ロッキングオン2020年7月号)
ハードコアをやっていたBeastie Boysは、地元ニューヨークで勃興したヒップホップを間近で体験したことでピップホップに傾倒していったわけですが、それからもう40年以上の月日が流れたことになります。
ピップホップがここまで全世界を支配するようになるとは、40年前には誰も思いもよらなかったことでしょう。
このコメントを読んで思うのは、インターネットが発達して多くの人がスマホを持ち歩いている現代では、このような特定の地域から音楽のムーヴメントが発生するなんてありえないということです。
そもそも、特定の地域云々ではなくムーヴメントそのものが勃発するなんて考えられないですね。
動画全盛の時代、相も変わらず長文テキストでダラダラやっているわけですが、Beastie Boysのページの更新が終了しました。
Beastie Boysがオルタナティヴ・ロックなのか?というのは微妙なところではありますし、ウチのサイトに来るような方々からはあまり好かれていないかもしれません。
せめてロック色の強いCheck Your HeadやIll Communicationだけでも聞いてほしいと思います。
ただ、ヒップホップやエレクトロ寄りの作品は厳しいかもしれません。
私自身もそこまで好きではありません。
まあ個人的にはBeastie Boysにはいろいろと教えてもらいました。
Beastie Boysはサンプリングという概念でもPaul’s Boutiqueでとんでもないことをやり遂げましたが、サンプリングという言葉は理解しているようで理解していませんでした。
Jeremy Steig / Howlin’ For Judy
上のJeremy Steigというジャズ・フルート奏者のHowlin’ For Judyという曲の笛の音色の一部をサンプリングしてループ(繰り返し再生)して制作されたのが名曲Sure Shotです。
レコードのプチノイズがいい感じでもあります。
Beastie Boys / Sure Shot
全く違う曲に思えますよね。
次はBig Blackやアルビニ関連を更新しようとは思っています。
TwitterがXになってから、自分のつぶやきをWEBサイトに埋め込めなくなってしまいました。
「通知はまだ届いていません」と表示されっぱなしなので代替案を考え中です。
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