Black Flag “My War”普及運動

NirvanaのLithiumには”俺達は鏡を割った”という一節がありますが、Black Flagのジャケットからきていると思うのは俺だけかな？
まさに鏡の前で自己嫌悪に陥り、キレて鏡をぶっ壊したという写真ですよね。

今日はBlack Flagを褒め称えます。
DamagedではなくMy Warというアルバムを絶賛します。

雑誌のパンク特集を見てもBlack Flagは2番手扱いされていた記憶が強くてね。
Sex PistolsやRamonesと同等に特集されてもおかしくないバンドだと思うのだが・・・
だから勝手に普及活動実施w

まずは理屈抜きに音楽面でアピールしますが、My Warを聞けば最近のポップパンクがどれだけ生ぬるくて商業的なのかが理解できるでしょう。
My Warの緊張感と怒りはハンパないもん。
蓄積された不満が大爆発してるって感じで。
やっぱりヘンリー・ロリンズの叫びと歌詞、グレッグ・ギンの破壊的なギターリフによるところが大きい。

次は理屈っぽい話になりますがw、ウチのサイトのBlack Flagに書いてある通りなんで簡単に書きます。

俺の長年の研究によるとw、パンクにメタルの要素を混ぜ合わせたのはNirvanaでもなくGreen RiverやMelvinsでも他のシアトルバンドでもなく、Black Flagが元祖だったのです。
80年代のインディではメタルは敵視されていたようですが、そのタブーを打ち破ったのがBlack Flagだったのだ！

My Warのラスト3曲で遅いテンポでヘヴィネスを追求し始めた功績も偉大だ。
これもMelvinsが元祖と思われているが、Melvins信者だったカート・コバーンによるとMy Warの影響でMelvinsが遅くなっていったらしい。

陰鬱でドロドロした90年代ヘヴィネスは全てBlack Flagの影響下にある。
NirvanaのHeat Shape BoxやPeper Cutsとかはそれがよくわかる。

効果が高いと思われるw、Nirvana絡みでアピールすると、カートははじめて行ったライヴはブラック・フラッグだと嘘をついたことがある。
また好きなアルバム５０枚の中に、DamagedとMy Warの２枚を挙げている。

Nirvanaをきっかけに９０年代オルタナに興味を持った人にはBlack Flagに辿り着いて欲しいなあと勝手に思っています。
だからウチのサイトでBlack Flagを知った！と言って下さる方々には嬉しいです。
我が同士w