相変わらず仕事中に更新しているわけですが、最近珍しく忙しかったもんで。
※5月19日改訂
今日は意外に人気の高いNirvanaフォロワーの話題。
だいぶ前にBushのことを書きましたが、Nirvanaのあからさまなパクリ・バンドって実は思い浮かばなかったりする。
だからアクセスが多かったのかな。
今日はバンドではなくて曲。
Blur / Song2
この曲は、Nirvanaの曲のメロディがソックリな訳ではありません。
曲の構成やギターをはじめとする各サウンドがモロNirvanaなんですよ・・・
NirvanaがPixiesからパクッた、静から動へ移行する曲の展開
コード進行パターンが少ない単純な構成
極端に歪んだ、いわゆる90年代USオルタナ風なギターサウンド
ギター以外のサウンドもカネのかかっていないような、乾いたような印象を与える90年代USオルタナ風
Nirvana以外の影響は殆ど感じられません。
一回聞いただけでNirvanaを連想してしまうことでしょう。
Nirvanaの強弱法は、本人がPixiesからパクッたと公言したのは有名な話です。
ですがPixiesを聞いても、それほどNirvanaと瓜二つだとは思えなかったりします。
Nirvanaの方が強弱法のメリハリが強いし、Pixiesからの影響一辺倒とは思えません。
パクリとするか影響を受けたとするかは人によって違いますし、この手の議論はキリがないので一聴して判断して下さい。
完全に”オリジナル”な曲などありません。
日本盤ライナーノーツには”Nirvana風”と書かれているらしいですが、そのように評価するかは人それぞれ。
海外サイトを見ると議論が活発なところもあり・・・
Wikipediaには”but bears more similarity to Nirvana-like grunge, of which some consider it to be a parody”と書かれてあったり・・・
議論はキリがないので俺はしません。
私はBlurについては”13″以外よく知りません。
この曲を知ったのは某サッカーゲームの挿入歌だったから。
結構人気がある曲らしいです。
え?
結局お前はパクリだと思っているのか?ですって?
私は大嫌いとだけ言っておきます(苦笑)。
デーモン・アルバーンはインタビューでNirvanaのことを酷評していたにもかかわらず、こんな真似事みたいなことするなんて、いったい何を考えているんでしょうね。
クロスビート1997年2月号より
(インタビューア)そういや、ソング2はニルヴァーナみたいですよね。
(グレアム・コクソン)そうだね、すごくノイジーなギターをプレイしている。
スマッシング・パンプキンズやニルヴァーナみたいだ。
それがいつだって、僕の好みなんだよ。
あの曲では凄くディストーションがかかっててさ、ベースにもさ。
ドラムはデイヴと僕が2人で叩いているんだ。
ヴァースの部分は静かなロウ・ファイっぽい音が欲しくて、コーラスを逆にでかくてやかましい音にしたかった。
凄くダイナミックだよね。ああいうのが好きなんだ。