「Cursiveの新作」に始まり「Maria Taylorの11:11がまあまあ好き」を経て「Saddle Creekを心配」で終わる

Saddle Creekからコナー・オバーストもThe Faintも去ってしまいましたが、Cursiveは3月10日にニューアルバムMama, I’m Swollenをサドル・クリークからリリースします。
CursiveこそSaddle Creekの最後の砦w

今のところ日本国内盤のリリース予定は無いようですが、ある日突然リリースされることもあるからなあ・・・
取り敢えず現物CDを買わずにしばらく様子を見ようと思っています。
内容はどうですかねえ?
Cursiveは傑作が2作も続いているので、そろそろ過渡期に入るんじゃないかとの不安がw

前置きが長くなり過ぎましたが、今日メインに書くのはMaria Taylorという女性シンガーがSaddle Creekからリリースした11:11というアルバムについてです。


フル試聴可能なサイトが見つからないので部分試聴可能なLast.fmにリンクを貼ります。
Maria Taylor 11:11のLast.fm

マリア・テイラーのライヴはBright Eyesの前座で見たことがあります。
昔書いたライヴの感想は恥ずかしいので読み直しませんが、コナーの熱唱を待っていた俺としては、マリア・テイラーの弱々しく普通に歌っていた姿に幻滅した記憶があります。
早く引っ込んでBright Eyesの熱唱を聞かせろとw

後は美人だったのとBright Eyesのステージを袖からずっと見てたことが記憶に残っています。
音楽的にはインパクトは無かったですね。

でも、改めてアルバムを聞いてみると結構良かったりします。

Maria Taylorの音楽性はローファイ・インディ系の一言で片付けることが可能となっておりますw
アコギもあれば打ち込みもありますし、シンフォニックな音もあります。

こういう音楽にはウンザリしつつありますけど、Maria Taylorの歌声は心を癒してくれるので気に入っています。
音楽性は違えど、以前にLiz Phairにも同じことを感じたかな。
Deerhoofは余り好きじゃないんで女性シンガーだから良いってことではないんですが。

Last.fmではSong Beneath the Songが一番人気です。
この曲はSaddle CreekオフィシャルストアのMaria Taylor – 11:11で試聴できます。

けど俺はLight Houseが一番良いと思います。
メロディと悲しげなローファイ癒しヴォーカルが最高です。
まあ11:11は全体的に良い曲が多いのでオススメです。

「まあまあ好き」と曖昧な表現にしたのは、良いと思う反面、なんでドイツもコイツもローファイな歌声なんだ!
たまには死ぬ気で叫べ!とも思ってしまうからです。
でも良いアルバムです。

マリア・テイラーもニューアルバムのリリースが近いようです。
Maria TaylorのMySpaceで聞けるようです。俺は自宅が低速回線なので聞いていませんが。

残念なことにリリース元はSaddle Creekではないようです。
また一人、古株がSaddle Creekから離れてしまったようですね・・・

友達のレコードをリリースしようと始まったレーベルから、その友達が離れていってしまったのが少し悲しいです。
Saddle Creekは経営的に大丈夫なんでしょうか。
あまり大きくなさそうですから。
地元の古株が去るというレーベルとしての転機と金融危機。
サドルクリークも大変だなあ・・・

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