前回書いた海外バンドの日本盤レコードの音は悪いといわれる理由の続きです。
日本盤はおろか、そのバンドの本国盤以外は音質的にダメだと考えられている理由を書きましたが、あくまで一般論です。
作品によって事情は異なるでしょうし、机上の空論で終わる可能性もあります。
それに「良い音質」というのは個人の好みとも言えるわけで、日本盤の音が好きという人もいるかもしれません。
結局のところ作品ごとに聞き比べて判断するしかないのですが、結構カネも手間もかかります。
まあ楽しいことでもありますけどね。
これから検証するMetallicaのMaster Of Puppetsの日本盤レコードはこの記事のために買いました。
まあジャケ不良帯なしということで500円ぐらいでしたが、このアルバムを買うのはこれで6種類目でした。
6枚ともマスタリング(カッティング)が違うんですが、同じアルバムを6種類も揃えたのには何だかなあと思うこともあります。
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コンニチハ、Metallicaです。
「1stアルバムのタイトルはMetal Up Your Assとして、ジャケットは便器から剣を持った手が出ているものにしたかったのですが、レーベルに反対されたのでKill ‘Em Allとすることにしました。」
‘emってThemの省略形みたいなもんだから、Kill Them All、奴等は皆殺しって意味でしょう。
今日はMetallicaのKill ‘Em Allと音質の話です。
ウチのサイトに来るような方はMetallicaをどう思っているのかなあと疑問に思うときもありますけどw
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去年、最も聞いたアルバムはMetallicaのMaster Of Puppetsだと書きましたが、Metallicaの来日公演には行く気にもなれませんでした。
もういいかなあとw
最近のMetallicaはパンク精神をなくしたかのように見えていますし。
退屈なスタジアムバンドになりつつあると思ってしまいます。
まあレッチリよりも刺激的だとは思いますけどね。
最近こんなニュースが流れました。
メタリカ「コンサートはどんどん家族向きに」
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前回からの続きです。
まあ検索エンジンから来た人のために簡単に書きますと、アナログマスターテープをストレートにCD化したら、レコードと比べてCDの音が悪くなってしまいます。
イギー・ポップはRaw PowerがCD化された際、レコードよりも音が悪くなったという苦情が多かったと語っています。
それでデジタルリマスターという概念が生まれ、音質を向上させようとするようになりました。
本来ならばリマスターでは、バンドがリリース当時に意図した音であろうオリジナルレコード盤(書籍でいうところの初版)の音を目指すのが筋でしょうが、現在では全く違う音質となってしまうことも多いようです。
そういうわけで、リマスターは「当時の音」に近づいているのか、本当に高音質なのかと疑問に思うわけです。
オリジナルレコードとリマスターCDを聞き比べてやろうと。
今日はMetallicaのMaster Of Puppetsです。
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以前、MFSL盤とかORG盤とか世間一般では高音質と言われているものを取り上げました。
MFSLもORGも、オリジナルアナログマスターを独自にリマスターして販売している会社です。
まあ人気がない話題なんですが、さすがにNirvanaを取り上げると関心を持つ人が多いような気がします。
以下、以前の記事の一部
Nirvana / Nevermindのリマスター盤の紹介(2009年ORG盤)
Metallica / Master Of PuppetsのMFSL盤
PixiesでSACDのSACD層を96khz/24bitのWAVでアナログ録音
ただ、こういう高音質盤と呼ばれるものは本当に高音質なんでしょうかねえ?
そういうわけで、違いがわかりやすいように聞き比べてみました。
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珍しく週末に自宅から更新です。
今週はサッカーの国際Aマッチデーだから、プレミアリーグの試合がなくて暇なんですよw
先日、And Justice For Allのベースの音はイコライザーを上げれば聞こえると書いてしまいましたが、良く聞いてみると私がベースの音だと思っていたのは、ギターをブリッジミュートで弾いたときに響く低音のような気がしてきました。
ベースについてはジャスティスばかり語られがちですが、意外にMaster Of Puppetsも良く聞こえるとは言いがたいです。
もちろんOrionのようにわかりやすいのは除いてですけど。
クリフはディストーションをかけているから、ズンズン響く低音ではないってことも要因のひとつだと思います。
MASTER OF PUPPETS [Live Mexico City DVD 2009] YouTube
このライヴ音源はベースの音がズンズン響いてきますけど、同曲をアルバムで聞くとディストーションのかかった低い音が後ろの方でかすかに聞こえる程度だったりw
本題に入りますが今日も音圧がらみの話です。
昨日Metallicaの2010年日本限定リマスター盤を購入したので聞き比べてみました。
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コンニチハ、Metallicaのラーズ・ウルリッヒです。
And Justice For All(メタル・ジャスティス)のときに選択してきたことは、あの時点ではそれがベストだと思っていたからです。
ですから、今の私(Reloadリリース時)がAnd Justice For Allについてどう思っていようがどうでもいいことだと思います。(ソース不明、うろ覚えだから私の記憶違いの可能性あり)
Metallicaの旧作のリマスター盤がリリースされると書きましたが、And Justice For Allのベースの音が聞こえるようになるんじゃないかと期待している人は多いんじゃないっすか?
amazonのレビューなんか読んでいると結構多いです。
ベーシストのジェイソン・ニューステッドがMetallicaを脱退した後、あれは意図的にベースの音を下げられたと発言したことで話題となったこともあります。
まあ再生機のイコライザーで低音を大きく強調すれば現在の盤でもベースの音は聞こえますけどね。
でもベースの音ではなくギターのミュート音の様な気がしますが。
私の予想では大幅に良く聞こえるようになることはないと思います。
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どうもMetallicaの旧作がデジタルリマスターされて再発されるようです。
Metallica 初期作が遂にリマスター!
2006年にはリマスター盤のリリースをボツにしている前科がありますが、今回は本当かなあ。
個人的には特にMaster Of Puppetsが気になりますが、アナログMFSL盤を購入したばかりなので微妙なところです。
そもそもリマスターってなんなんですかねえ?
以前にも書いたような気がしますけど、今日はそういう話です。
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先日、デジカメでブログ用に写真を取っていたら途中でデジカメが壊れました。
まあ10年以上も前のものでしたからしょうがないかなあ。
というわけで写真日記は今回を最後にしばらくお休みです。
携帯のカメラでもいいんですが、私の機種は5年以上も前のなのでカメラ機能が弱いのでダメです。
今日はMetallicaのMaster Of PuppetsのMFSL盤。
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コンニチハ、Metallicaのラーズ・ウルリッヒです。
ジェイソンはクリフよりもメタリカに長く在籍しているのに、いまだにクリフと比較され続けています。
一体いつになったらジェイソンは認められるのでしょうか?
この発言は90年代後半だったと思います。
2001年にジェイソン・ニューステッドは脱退しています。
ロッキングオン最新号には「メンバーの死」を乗り越える時とかいう特集記事があって、Metallicaについては伊藤政則さんが執筆していました。
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