「ライヴで熱狂団結連帯は馬鹿らしい?」とライヴについて思うことを

コンニチハ、坂本慎太郎です。

ロック・コンサートの宗教的なノリっていうのは、逃げたい要素ではありますよね。(坂本慎太郎はなぜ“人類滅亡後の音楽”を構想したか「全体主義的なものに対する抵抗がある」から引用)

ナマで踊ろうのアナログはリリースしないんですかねえ?
ひょっとして来年のレコードストアデイにでもリリースするつもりなんじゃ?

約3年半前に、ロックで熱狂興奮団結は馬鹿らしい?というのを書きましたが、坂本慎太郎もPavementのスティーヴ・マルクマスと似たようなこと言っていて驚いてしまいました。

スティーヴの場合はR誌の誘導尋問というか、若気の至りというか、まあそんな感じでこんなこと言ったのかなあと思います。
実際のところライヴもやってますしね。

ただ、坂本慎太郎は本当にライヴもやっていません。
このご時世、作品の売り上げだけで食っていけるのか疑問なんですが、カネのためには絶対に動かない方なんでしょうか。

今の私が思うことは3年半前の記事とあらかた変化していないんで省略します。
完全否定はできませんし、団結熱狂パフォーマンスにのったこともありますが、醒めた目で見てしまうことの方が多いです。

NINが観客に手拍子を要求した時には、正直言ってなんだかなあと。

最近は本当にライヴに行かなくなりました。
理由はいろいろ書いた気がするんで省略。

忙しいっていうのもありますけどね。
世間じゃ景気回復とか言っていますけど私の会社は4月にリストラを敢行し一人当たりの仕事量が増え・・・

今年のフジロックは行きたいですけどね。
やっぱりフジロックはメンツがいいですよ、ってまあArcade Fireが出るってことなんですが。

ただ、労働者階級の人間にとっては金銭的にも日程的にも敷居が高いです。

サマソニにはもう言うことはないですね・・・

ホステス祭りが始まってからもう2年ぐらい経ちましたでしょうか。
何だかんだでまだ行ったことがないんですよねえ。

今回もメンツ的にはもう一歩という感じです。
もうライヴには余程のことがないと行く気にならないかなあ。
それこそArcade Fireが出るんなら行きますが。

Twitterかどなたかの個人ブログかは忘れましたけど、「HTCはオシャレな人ばかりだから行き難い。」というようなことを言っていた人がいました。

行ったことないんで想像でしかないですが、「日本版ピップスター」とまではいかないまでも、そういう人ばかりなんでしょうか?
「インディ」という概念もだいぶ変わってしまいましたからねえ。

これだけフェスが増えると、単独公演って割高に思えてくるときもあります。
2千円ぐらいで見ることができる日本のアンダーグラウンドのバンドならいいんですけどねえ。

コメント

  1. Eの字 より:

    おっしゃることすごく分かります
    ヘドバンとか大袈裟なモッシュとか音楽を聴いて盛り上がってるのか大騒ぎする口実にライブを選んでるのかって感じですね
    体操座りしててもいいと思うんだけどなあ…と思ってたらイギリスの何処かでのジミヘンのライブで本当にみんな地べたに座っててびっくりしました
    演奏が終わった後スタンディングオベーションでしたが

  2. Hyottoko より:

    昔は今ほどライヴで大騒ぎはしていなかったようですね。
    ツェッペリンの映像でも観客が体操座りで見ているのがあった気がします。

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