CON-TEXTの感想

久しぶりになってしまいました。
書くネタがないわけじゃないんですが、これはどうかなあと思う微妙なネタばかりで。

今日はかなり前のことですが、CON-TEXTという雑誌についてです。

CROSSBEAT Presents CON-TEXT (シンコー・ミュージックMOOK) リンク先はamazon

CROSSBEAT Presents CON-TEXTというネーミングのように「クロスビートとモンチコンのドッキング」みたいなイメージですが、クロスビートは名前だけで内容はおそらくモンチコン主導でしょう。

このご時世、こういう雑誌は貴重ですし評判も良いようですが私はあんまりピンときませんでした。

作りが外国の雑誌みたいなんですよねえ。
だからあまりなじめないといいますか。

あとは写真が主導な部分がどうも好きになれません。
外見デザイン主導主義みたいなね。

3大特集みたいなのが、Owen Pallett、Huit Femmes(8人の女たち)、SOUND AND VISION(インディーロックのアートワーク)です。

オーウェン・パレットの記事は面白いです。
ですが最後のヘアカタログには興ざめです。
アイドルじゃないんだから。

Huit Femmes(8人の女たち)は8人の女性ミュージシャンの紹介ですが、まあ大体どういう記事か想像できるでしょう。
文字より写真が主役です。

まあ私が知らない人もいて良い情報源になりましたし、美人ばっかりなんですが、こういう風に見せられると「美しくない女性は生きていくのに不利」という世間の価値観をマジマジと見せつけられているようでなんだかなあと思ってしまいます。

話は少しそれますけど、ディスカバリーチャンネルで放送されていた「セックスアピールの科学」を見ると、男が若い女に発情するのは生物学的にしょうがないと思ってしまいましたけどねえ。
理由は簡単、若い方が出産するのに有利だからだそうです。
だから男が若い女性に魅力を感じるのは種の保存という観点からしょうがないというか。

逆に妊娠出産子育てというのを背負いがちな女は男の地位や財産に目が行くそうです。

虚しいですが、どちらも生物学的には当然でしょうがないことなんですかねえ。
私は男ですが、男も女も自分のコンプレックスと戦うのは大変です。

話を戻して、次はSOUND AND VISION(インディーロックのアートワーク)です。
これはタイトル通りアートワークに関する記事なんで写真がメインです。
アートワークを作っている人への取材記事もありますけど。

まあ本というメディアの特徴を考えてこういう特集にしたんでしょうが、私としてはまずは音楽を扱おうよと思ってしまいます。

結局、最も読みごたえがあるのはカラー写真ページ以外のコラム記事とレビュー記事でしょうか。

悪い雑誌ではないと思いますけど、内容と値段を考えると積極的に買おうとは思えないです。
言っちゃ悪いけど、デザイン重視の雑誌は好きになれないですねえ。

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