椎名林檎のDVD-BOX MoRAについて その2

この前、椎名林檎のDVD-BOX『MoRA』(96kHz/24bit)という記事を書きましたが、俺は結局買っちゃいました。
売り切れてから後悔しそうだったのでw
やっぱりこういうのをリリースする人を応援したくなりますよ。
まあ当分は「加爾基 精液 栗ノ花」しか聞かないでしょうけどw


96kHz/24bitはDVD-Videoのステレオの最高音質ですが、普通はDVD-Audioでリリースされることが多かったんですけどねえ。
多分、違法コピー対策だと思いますけど。
再生機器の普及率を考慮してDVD-Videoにしたんでしょうね。

昨日届いたので「加爾基 精液 栗ノ花」を少し聞いてみましたけど、従来のCDの方が低音が強くてコモって聞こえます。
DVD-Videoの方が各楽器の音の輪郭がハッキリしていて良い音だと思います。

まあ意地悪な見方をすれば、96kHz/24bitに合わせたリマスターの効果なのか?
実はCD用にリマスターをしても同様の効果が得られるのか?

この辺りは製作者のみぞ知るってことでしょうかw
売り方が商業的だから、テキトーで手抜きなマスタリングをしたんじゃないかと思われてもしょうがない(苦笑)。
俺は技術者じゃないんで詳しくないですが、低音を強くして高音を強調するぐらいCDでもできそうですからねえ。

まあ意地悪な見解はこの辺にしておきますがw、従来のCDよりは良い音がするのは確かです。

こういう高音質DVDやSACDをリリースしているロックミュージシャンって年寄り連中の再発を除けば世界中でも殆どいません。
椎名林檎が敬愛する?Bjorkですら、2000年代前半は熱心にリリースしていたけど最新アルバムVoltaから撤退しています。
売れなかったんだろうなあ・・・

12月3日追記
Bjorkは撤退していませんでした。
最新アルバムVoltaは、DTS5.1chのDVDが付いた2枚組限定盤が発売されています。

BeckもR.E.Mも撤退。
生き残りそうなのはFlaming LipsとNine Inch Nailsぐらいでしょうか。
あとはプログレ系に存在するかもしれませんが。

未だにリリースしているから応援したくなるんですよw
売れそうに無いものをリリースしているわけですし。

最近知ったんですけど椎名林檎は、高音質盤はこれが初めてじゃないようですねえ。
去年、「平成風俗 大吟醸」という新作のDVD-Videoをリリースしています。
e-onkyo musicでも配信したようですね。
詳細はe-onkyo musicのページをどうぞ。

高音質モノは今後Blu-Rayに移っていくんでしょうが、是非ともリリースし続けて欲しいですね。

コメント

  1. NIHILISM Ver2.0 より:

    椎名林檎のDVD-BOX『MoRA』(96kHz/24bit)

    椎名林檎は20代前半のときに少し聞いていましたが、最近は3rd以外は殆ど聞くこと…

タイトルとURLをコピーしました