Cursive / Happy Hollowを気に入っています

コンニチハ、Bright Eyesです。
ティム、今度のアルバムは凄いなんてものじゃなかったよ。いつまでも一緒に歩いていこう。

Bright Eyesの歌詞の一節にあった記憶がありますが、今日はティム・ケイシャー率いるCursiveというバンドのHappy Hollow(幸せの谷)というアルバムについてです。
2000年代のバンドに否定的なことばかり書いているので、たまには絶賛しないとw
厳密にいえばCursiveも90年代のバンドですけど。

この前のThe Ugly Organというアルバムについては旧ブログで紹介しましたが、Happy Hollowは見事に前作を超えるアルバムです。

Saddle Creekは決してBright Eyesのワンマン・レーベルではないことを認識させてくれます。
The Faintが去ってしまったのは残念ですが・・・


The Ugly Organではチェロ奏者のグレッタ・コーンを向かい入れ、ドロドロした内面を描いた音楽性が素晴らしかったのですが、グレッタ・コーンは残念ながら脱退。

Cursiveとしては痛手だったと思いますが、Happy Hollowではチェロ奏者の脱退を逆手に取ったようにブラスバンド(吹奏楽器)を大胆に取り入れて圧倒的な世界を築き上げることに成功しました。
後は女性コーラスも良い感じです。

吹奏楽といってもスカではないですよw
所謂ポップパンクと呼ばれるバンドも、こういう失敗を恐れない音楽的なチャレンジ精神を見習って欲しいもの。

全14曲なんですけど、歌詞の内容は「Happy Hollow(幸せの谷)の異教徒のための14の賛美歌」です。
宗教や戦争、中絶、夢ばかり見て現実を見ない女、子供に対する抑圧などを物語風に描いています。
アメリカ社会の闇なんでしょう、これが幸せの谷の現実なんだと。

詩人としてのティム・ケーシャーも素晴らしいので日本国内盤を推奨します。

これだけベタ褒めすると嘘くさいかもしれませんがw、俺は本気で気に入っていますよ!
Last.fmでもジワリと順位を上げてきて、現時点では379回で26位です。
00年代の隠れた名盤だと思っています。

百聞は一見にしかず(音楽関連で使うと変な言葉だなw)ということで、たまにはyou tubeを貼りましょう。
以下の2曲はCursiveのオフィシャルサイトでMP3をゲットできるようです。

Cursive / Dorothy at Forty

Cursive / Bad Sects

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