BattlesとHelmetと90Sヘヴィネス
フジのベストアクトはバトルスだったという声がチラホラ聞こえてきますが、俺はまだ聞いたことがありません。
Snoozerを読んでて知ったんだけど、Battlesのドラマーのジョン・スタニアーってHelmetのメンバーだったんですね。
しかも、再結成ヘルメットではなく全盛期のだ。
ということは、Battlesは若い連中ではなくオジサン軍団なのか?
Helmetなんて今の若い人たちは知らないだろうなあ、俺も最近まで忘れていましたw
でも、久しぶりに聞くとやっぱり凄いです。
特にMeantimeというアルバムが。
Helmetは90年代オルタナティヴで台頭してきたヘヴィロックバンドで、独自のヘヴィネスを追求したバンドです。
90年代ヘヴィネスといえば、ミドル・スローテンポでジワジワやってくるドロドロしたヘヴィネスとでも言うのかな。
“爽快感溢れるスピーディーなリズムに合わせてヘッドバンキング”といったものとは対照的なサウンド。
有名どころでは、Nirvanaの”Bleach”の後半に収録されている曲を思い浮かべるといいでしょう。
本人はMelvinsのフォロワーだと思われることを恐れていたようですがw
Alice In Chains、Soundgarden、Jesus Lizard、Melvinsなど、80年代のLAメタルやスラッシュメタルとは違うヘヴィネスを表現したバンドは数多くいますが、Helmetもその1つで、フォロワーとは別格の凄いバンドとして認識されていました。
このバンドはリズムが普通じゃない。
ありえない変拍子が独自のヘヴィネスを生み出していました。
そんなバンドの脇役だったジョンが10年以上経て脚光を浴びるなんて不思議です。
今すぐBattlesのアルバムを買いたいところですが、車の修理費が重く圧し掛かり金欠で買えません。
給料日まで20日以上もあるよ・・・
というわけで、次のサイト更新はHelmetにしようと思ってます。