Nine Inch Nails (2007.05/18 新木場Studio Coast)

18日はナイン・インチ・ネイルズのライブに行って来ました。
この日は遅番だったんでライヴの後は仕事。
だから後ろでゆっくり見ようと思ってたら場所取りに失敗。
ステージがあんまり見えなかった、最悪。
Museに続いて不完全燃焼でした・・・

後ろから見ていて思ったけど、最後列ぐらいまで観客がアクティヴだったライヴはZEPPで見た1st時のStrokes以来だった。
それだけ盛り上がっていましたよ。

前座のバンド名は知らないけど、中途半端なSonic YouthっていうかBlonde Red Headって感じで面白くなかった。

今日のNINはBrokenモードで、3曲目にLastをやったときには驚いたし、Help Me I Am In Hellまで!
奴隷の幸福もやってくれればよかったのに。

昔の曲は少しマニアックなのが目立った。
La MerやNo,You Don’tをやるとは思わなかったな。

古い曲で印象的だったのはBurn。
サマソニ同様にアレンジがスクラッチみたいな音多様ヴァージョンで面白かった。
周りはこの曲を知らないのか反応が薄かったけど。

Year Zeroの曲は機械の音が多いからPrimal Screamのように迫力不足だったらどうしようとの不安があったけど、さすがサウンドプロダクションをしっかりやってくるトレント!
迫力満点でしたよ!

Me, I’m Notのダークな雰囲気がライヴならではだった。
ライヴではやり難いだろうと思うけど、Zero-Sumをやってくれなかったのは残念

Eraserも機械の音のよさには感動したけど、以前みたいに映像と絡めて演奏するというわけではなかった。
このスタイルはもうやめたのか、小さい会場だったからできなかったのかはわからないけどこれも残念。

とまあ、音的な感想を淡々と書いていますが、拳を突き上げて観客を煽る仕草や、Piggyのときに最前列の観客一人にマイクを突き出して歌わせるのに従来のファンには納得できない人もいるでしょう。
俺も正直興醒めした部分もある。

でも、自分の闇を表現していた自虐的なトレントはもういない、With Teeth以降はブッシュのようなクソッタレな世の中との戦いなのだ。
売れ線に走ったKornと違って、肝心の攻撃的な演奏は健在だったし、この人たち暴れすぎ(笑)。
特にイカルスラインにいたギタリスト。

だから大衆化したとか丸くなったとは思わない。

でも、観客を煽るトレントは見たくないっていうのが本音なわけで・・・
だから今は複雑な心境なんです(苦笑)。

Set List セットリスト

Hyperpower!
The Beginning Of The End
Last
Survivalism
March Of The Pigs
Piggy
Capital G
Burn
Gave Up
Help Me I Am In Hell
Me, I’m Not
Eraser
La Mer
Into The Void
The Good Soldier
Wish
No, You Don’t
Only
Suck
Hurt
The Hand That Feeds
Head Like A Hole

コメント

  1. あきら より:

     はじめまして。名古屋在住のあきらといいます。

     本日急遽NINのライブに参戦することになり、セットリスト等参考にさせて頂きました。今からとても楽しみであります!

  2. Hyottoko より:

    こちらこそはじめまして。
    今回は公演ごとにセットリストがガラリと変わっているようですね。
    東京公演は一瞬で売り切れたので18日しか行けず悔いが残ってる今日この頃です・・・

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