グランジの解釈にもよるが、個人的には日本のグランジという言葉自体おかしいと思っている。
特に自称グランジは、自分がフォロワーだと宣言しているように思える。現にシアトル関連のバンドで自称グランジ・バンドは存在しない。詳しくはグランジって何?を参考にしてほしい。
しかし、日本のバンドもグランジと呼ばれたバンドの影響下にあるバンドが存在するのも事実。ここでは、個性的な者から評判の悪いバンドまでほんの少し取り上げてみる。
Cocco(こっこ)
グランジ的な要素を取り入れながらも、リアルな表現と個性的な音楽を生み出すことに成功した。
自身のダークな側面を表現する力には脱帽。
Supersnazz(スーパースナッズ)
日本のバンドの中で、グランジ・オルタナ期にSUB POPからオファーを受け、アルバムをリリースした唯一のバンド。
女の子だけのパンクバンドだった。
亜矢
1stアルバムにはNirvana、Soundgarden、Pearl Jamのメンバーが参加したことで世界的に話題になった。
ART-SCHOOL(アート・スクール)
Nirvanaに多大な影響を受けたと語る木下理樹が率いるバンド。
個性不足かリアルな表現者か意見が分かれるところ。
al.ni.co(アルニコ)
WANDSで商業的な活動をしていた上杉昇と柴崎浩がグランジ・オルタナに傾倒。
脱退後にal.nico.を結成した。
- 日本のグランジ?01
- 日本のグランジ?02