80年代のメイン・ストリームとインディ・シーン

Pocket

80年代のメイン・ストリーム

ロックは社会に対する反逆的な怒りのエネルギーが失われ、いわゆる一般人もお茶の間で楽しめる国民的娯楽に成り下がってしまった。何でそうなってしまったのか?

理由は81年のMTV開局により、音楽の情報源がラジオからテレビに移ったことが大きい。
ラジオでかかる曲が売れる時代から、MTVでビデオが流れる曲が売れる時代へ移行。
音楽がクソでも大衆受けするルックスや派手なパフォーマンスさえあればスターになるのも夢じゃなくなった。
>>>MTVの開局とロックの死

そんな中で、LAメタルを中心としたHR/HMが大流行し始めた。
音楽的に新しいものではなかったが、MTV時代に相応しいルックスやパフォーマンスを持ち合わせていた。
>>>L.A.メタル


80年代のインディ・シーン

メインストリームに対して、アンダー・グラウンドではパンクに感化され独自の音楽性を持ったバンドが登場した。
しかしながら、このようなバンドはメジャーレーベルから無視され続けることになった。
これらのバンドたちは地元密着型の活動を展開し、また全米のクラブをツアーで周ることによりインディ・バンド同士のネットワークも構築されていった。
>>>パンクに感化された主なインディ・バンド

この頃の代表的なバンド、Black FlagとSonic Youthについて。
>>>Black FlagとSonic Youth

70年代後半からカレッジ・ラジオをネットワーク化する動きが生まれ、MTVやヒット曲しか流さない保守的なラジオ局などどは対極に位置するCMJ(カレッジ・メディア・ジャーナル)というメディアが発足した。
>>>カレッジ・ラジオ、CMJとは?


まとめ

80年代のインディ・シーンでは、極度にエンターテインメント化したメイン・ストリームに囚われず、自由な発想で音楽をやっていたバンドが活躍していた。
このようなバンドはシアトルでも受け入れられることとなる。


Pocket