ブルーハーツの旅人と原子力発電

コンニチハ、The Blue Heartsです。

旅人よ 計画通りにいかないことがたくさんある
プルトニウムの風に吹かれていこう(旅人の歌詞から)

プルトニウムっていうのは原子炉でウランから生成される放射性物質です。

いよいよ福島の原子力発電所がやばいことになってきました。
素人ながら、もうコントロール不能なんじゃないかと心配です。
最悪の場合はどのぐらいまで死の世界となるのでしょうか?
静岡辺りまで汚染されるのかな?


そもそも一昨日のNHKの番組によると、想定以上の津波で二重に予防線を張られていた緊急冷却装置の電源だかポンプだかが死んだのが原因だそうで。
そう、計画通りにいかないことがたくさんあるのですw

冷却っていっても何ヶ月も冷やさないと駄目っぽいのに、現状はニュースで報道されている通りです。
こんなんで大丈夫なのかな?って不安です。

アンチ原発の歌を検索すると忌野清志郎の曲などが出てきますけど、私はBlue Heartsの旅人という曲を思い出してしまいます。
まあブルーハーツには「チェリノブイリ」というストレートな反原発の歌があるんですが。

ブルーハーツの旅人という曲は、あからさまな反原発ソングではないです。
ただ「プルトニウムの風にOh吹かれていこう」という歌詞の一部がインパクトあるってだけです。
「計画通りにいかないことがたくさんある」というのも正に今起こっているわけで。
ちょっと過激なPVなんかは、どちらかというと反原爆って気がします。

メロディも良い曲なんでおすすめです。


The Blue Hearts – tabibito 投稿者 enjoy-kumai

お前は反原発かと聞かれればイエスともノーとも言えないところです。
どちらかというと反対かなあ。

原発に頼らないと電力が足りないっていう事情もあるようですし。
これまで原発の恩恵を受けてきたことは否定できないのは事実。

ネット上では原発の仕組や運営方法について、この情報は真実だのウソだのいろいろ議論が分かれているようですが。

素人には情報の真偽を見極めるのは難しいです。

まあこの事故を無事に生き延びられたら積極的なアンチ原発になりそうな勢いなんですが、原発並みの代替エネルギーと言われてもなあ…。

難しい問題です。

コメント

  1. gase より:

    チェルノブイリの事故では、原発から半径30kmが立ち入り禁止だったので、人が住めなくなる範囲は最悪でそれくらいでしょうね。

    ただし、放射性物質自体は気流にのって広い範囲に広がりますが。

    あと、大概の電力会社は、原子力なしでも必要な電力を供給できます。
    ただし、火力発電所をフル稼働させますので、これでもかってくらいに二酸化炭素を排出し、地球温暖化に貢献します。
    あと、電気料金もきっと高くなります。

  2. Hyottoko より:

    >gaseさん

    チェルノブイリと違って、緊急停止したりメンテ中のがあったといえ、やばい原子炉が6個もあるっていうのがとても不安です。

    今日も絶望的な報道しかないですね…
    素人から見ても、もう水を入れるために近づくのは無理なんじゃないかと思ってしまいます。

    チェルノブイリの場合は、Wikiの記述が正しければソ連は放射線についてなにも知らない何万人もの労働者に後始末をやらせたようですが、そんなの人道的に無理ですし、もう打つ手がないんじゃないかと絶望的な気分です…。

  3. 42 より:

    こんにちは、ブルーハーツです。
    記事を読み、すごく気持ちが近いと共感したのでコメントしてみました。
    私もここのところずっと旅人が頭から離れません。
    原発は私もどちらかといえば反対。
    さんざん電力の恩恵を受けてきた身ですので、
    絶対反対とまで強くは言えませんが。
    無いなら無いで不便な暮らししてみてもいいよー!
    ってな感じです。
    それだけ。
    とにかく今はこれ以上悪い方向に行かないように願うしかできないです。
    無念。

  4. Hyottoko より:

    こんにちは。
    福島の原子炉ではプルトニウムという元素名は出てきていないんですがw、やっぱり原発といえば旅人を思い出してしまいます。

    本当に事態の終息を祈るしかないですね…

  5. 歩く花♪ より:

    旅人の「プルトニウムの風に吹かれていこう」とは
    ヒロト得意の比喩的な表現でしょうね
    あまり原発とは関係ないと思います

    「危険な匂いを求めながら生きていきたい」
    そんな緊張感がたまんないって事を言いたくて
    「プルトニウム」という危険をストレートに思わせる単語を選んだのでしょう

    逆にチェルノブイリという曲は旧ソ連への批判というより
    原発を推奨していく社会への反発の気持ちを歌ってるのだと思う

    チェルノブイリで事故は起きた
    それでも事故の処理をするために、誰かがそのエリアに入らなければいけない
    そんな人にも家族も恋人も居る
    原発を受け入れた世の中も、早く終息させろと言う
    そんな不条理やむなしい世の中への反発

    今回の福島でも同じ事が言える
    それでも生活や経済のために原発が必要なのだと世の中は言うだろう

    この地球は誰のものなんだろう?

  6. Hyottoko より:

    歌詞の解釈は自由ですから旅人を反原発だと解釈しても全く問題ないと思います。
    文学でいうところの、ロラン・バルトの「作者の死」とかそういう理論です。

    もちろん作者を中心に考えるのも私自身はよくやります。

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