コンニチハ、ロッキングオン元編集長です。
頑張れUKロック!
ロッキングオン2011年2月号にはALBUMS OF THE YEAR 2010という記事がありました。
The Drumsが1位じゃないの?と意地悪な突っ込みを入れたくもなるんですがw、最後の編集長と元編集長の対談のなかに興味深いことがありました。
どーも、UKには自国のバンドにプライドを持っているような感じらしいです。
対談では、NMEのアルバム・オブ・ジ・イヤーはアメリカのバンドではなくThese New Puritanだったとか、レディング・フェスティバルではLibertinesを観ていた客は、次に出てくるArcade Fireを観ないで帰ったとか指摘されています。
まあ私はイギリスに行ったことすらないんで、それが本当なのかはわかりません。
本当だとしたら、邦楽洋楽という区別があり自国のバンドに劣等感をいだき、洋楽至上主義者が存在する我が国とは全く正反対ですね。
文化の違いって面白いもんです。
そういえば、ブリットポップもアメリカのオルタナティヴに対抗する形ででっち上げられたんでしたっけ?
ブリットポップについてはよく知らないんです。
Oasisが好きになれなかったもんで、あまり興味がわかないというか。
歌2について書いたら面倒なことになったってこともありましたw
B●u●の歌2はパクリ?それとも影響を受けた?
最近のUKロックはバブルが弾けて失速気味のようですね。
まあ退屈なバンドが消え去って面白いバンドだけ生き残ればいいんじゃないでしょうか。
数年前にたくさん出てきたエレポップもリリー・アレンの「数年後には誰も興味を持っていない。」との予言どおりに消え去ったんでしょうか?
大半のミュージシャンは1stアルバムしかリリースしていないと思いますが、世間の移り変わりって早いですね。
個人的には絶滅しても一向に構わないんですけどw
ロッキングオンの対談によると、最近のUKのトレンドはダブステップっていうヤツらしいです。
それでクロスビートもディスクレビューで力を入れていたわけですか!
ロック雑誌をやめたのかと目を疑いましたけど、そういうわけなんですね。
それでダブステップって何?ってなるんですが、調べてみると2ステップとかグライムとかUKガラージとかダンス系の言葉がよく出てきます。
まあつまりはダンスミュージックの1種なんでしょう。
そういうこともあって「今こそUKロックが聴きたい!」ってことになったんでしょう。
アメリカと違って流行のミュージックの力が強いようです。
まあ「ギターバンドをやるのが格好良い」っていう状況ではないわけで、そんな中でバンドをやるのは本当に好きな人たちだけでしょうから、まあ期待しています。
でも、2000年代を振り返ってみると、面白いUKバンドなんてほんの一握りだった気がしますし、UKロックが盛り返してきたとしても、再び2000年代の馬鹿らしいほどのバンド売り込み過剰宣伝が繰り返されるのかと思うとウンザリですけどね。
まあどうなりますかね。
コメント
いつも楽しく拝見しております。
この記事とは関係ないのですが、
以前こちらにメタリカのアナログ盤について
書き込みをさせていただいた者です。
記事がずいぶん流れてしまったのでこちらに書き込ませて
いただきます。
ようやく「master of puppets」のアナログ盤を
手に入れることが出来ました。
聴いてみましたが、確かに音が露骨に違います。
ヘッドホンで効くと特に良く分かるのですが、
音圧というか、迫力がずいぶん違います。
オークションで落としたものなので、
僕の買ったものが100%86年のオリジナルである保障は
無いのですが、出品者の言葉を信じるなら
たぶんこれが本当の音なんだと思います。
仮に少し違うバージョンだったとしても、
少し前に出たりマスター版と比較して
やっぱりレコードの方が気持ちよく感じます。
爆音でも耳が痛くならない音質というか。
ここであの記事を読まなかったら、
たぶん一生手を出すことは無かったと思います。
本当にありがとうございました。
それにしても、自分が小学生だった時に
こんなものが作られていたなんて、
本当にすごいことですね。
入手できましたか、良かったですね。
オリジナル盤は迫力満点で、これを聞いちゃうとCDなんて聞いていられなくなります。
どのぐらいの年代に生産されたものかは、以前の記事に貼ったサイトでじっくり検証すればわかると思います。
http://metallipromo.com/metallica.masterlp.html
仮に86年オリジナルじゃなくても、その音が気に入っていれば全く問題ないです。
レコードに興味を持つ前までは、レコードはCDよりも劣っていると決めつけていましたが、本当に凄い音楽メディアだと実感しています。