コンニチハ、Rage Against The Machineのザック・デ・ラ・ロッチャです。
「90年代、Kill Rock Starsが好きだったのでレーベルに直接電話して激励してしまいました。」
今日はウチのサイトでも人気のあるRiot Grrrl(Riot Girl ライオットガール)についてです。
まあウチのサイトよりもP.W.A. (ライオット・ガールに詳しい日本語サイト)をじっくり読んでいただいた方が良いんですけど。
ちなみにRiot Grrrlという巻き舌表記はトビ・ヴェイルによるものです。
最近、検索していたら日本の某声優さんがRiot Girlというアルバムを去年にリリースしたことを知りましてねえ・・・
俺はアニメはルパン三世しか興味ないので、この声優さんが何者なのか全く分からないのですが、ジャケットや関連サイトを見ていると、アイドルみたいな商業主義的な売り出し方だと思いました。
まあかわいいとは思いますけどねw
これがライオットガールの最終形態、末期的症状なんでしょうか・・・
大企業や資本主義が反逆の文化を飲み込んで、そこから本質的な栄養分を取り除いて、人口甘味料をどっさり加えて売り込もうとするからだよ。
コーラを売るみたいにさ。(Rage Against The Machine / ザック・デ・ラ・ロッチャ)
このザックの発言にリアリティを感じざるを得ません。
もちろんこの発言はライオットガールについて聞かれたときに答えたわけではなく、ニューメタルやラップメタルについての発言ですが、いつの時代にも通じる本質を突いていると思います。
ライオットガールに人口甘味料をどっさり加えて、このアイドルのような声優を売り込もうとしたんでしょう。
パンクな女の子というイメージで売り出したかったから、ライオットガールの要素を取り入れたんでしょう。
でもライオットガールの本質とは全くかけ離れているという・・・
反逆の文化が生まれても、最終的にはビジネスの波に飲み込まれて肝心の反逆的要素が失われて死ぬ。
俺は男だからライオットガールの本質についてとやかく言う立場にはないのですが、パンクロックの反逆的要素がビジネス化されるのを見るのは悲しいです・・・。
こういうのはライオットガールだけに限りませんけどね。
こんなご時勢、Gossipには是非とも頑張ってもらいたいですね。
音楽はあまり好きじゃないんですけどw