「人気がある」バンドを嫌う心理

コンニチハ、NirvanaのNevermindのプロデューサーだったブッチ・ヴィグです。
「Nevermind完成当初、カート・コバーンはNevermindのことをとても気に入っていたのに、後になってコマーシャルなサウンドに仕上がったのを許してしまったと貶し始めました。
パンクロッカーだったら何百万枚も売れたアルバムを認めるわけにはいかなかったのでしょう。
でも、僕自身はガッカリしました。」

ブログのネタがないときはウチのサイトの話になりがちですが、Black Flagの修正が完了しました。
これだけ書いていりゃあ文句はないだろw
アクセス数の多い順にページを改訂する予定ですから、次はMercury Revです。

これだけページ数が多いと何を書いてきたのか忘れていて、俺自身サイトの全貌を掴めていませんw
バンドのページ以外で修正したページすら忘れがちなんですが、アンチ商業主義のコーナーの何ページかは何ヶ月か前に加筆した気がします。


みんなと同じは嫌だ
売れっ子バンドのことを音楽の良し悪しではなく、人気のあるから、流行っているからという理由で嫌う心理です。

インディ・エリート主義者にありがちな気がします。
ロックって本来は少数派の音楽ですからねえ。

俺自身が体験した中で真っ先に思いつくのがMuseです。
2ndアルバム時の来日公演(Zepp Tokyoか赤坂ブリッツ)に行きましたが、遅れていったのにもかかわらず前の方まで余裕で行けたというw
つまり客の入りは良くなかったわけです。

それが今じゃ大人気バンドとなり、アイドル視している女性からの黄色い声援を受けているわけですからねえ。
本国じゃあウェンブリースタジアムで20万人も動員したようですし。

後はレッチリか。
俺が好きになった時点で武道館クラスでライヴをしていましたが、今じゃドームですからねえ。
アルバムもバカ売れ。

Foo Fightersもなあ・・・

「人気があるから嫌い」という捻くれ者の心理もありますが、理由はそれだけじゃないです。
流行一筋!わかっていない奴らというのも関わってきます。

物理的要因として、ライヴ会場が大きくなる、チケットの入手が難しくなるというのがあります。
極端な話、東京ドームとクラブクアトロのどっちが良いかといったら答えは明白でしょう。
まあクアトロは柱が邪魔なんですがw

その原因が「流行という旗を振りかざすような洗脳された連中」なわけです。

何て言うのかなあ、ちょっと説明が難しいんですが、例えば数年前のサマソニでRadioheadが大観衆の前でCreepを披露して話題になりましたが、その大観衆全員が「俺は陰気な変人だからここは場違いだ」という歌詞に共感しているとは思えないです。

もっと言えば「世の中なんてクソだ」と思っている観客が大多数だとは思えないわけです。
何万人も集めてしまうと、むしろそういう負け組を軽蔑しているような人の方が多いとしか思えないわけですよ。

レコード店に行ってトップ10をそのまま買う人ってのは、例えばハイスクール時代に他人に受け入れてもらいたいがために、やるべきことをちゃんとやる人気者で、でも実は音楽なんて大して好きじゃなくて・・・

92年のBurrnが自宅に埋もれていたのは自分でも驚きなんですが、スタジアムロックというのはこういう人をも巻き込んだということだと思います。
こういう人は俺の学生時代にもいましたよ。

まとまりがなくなったのでもうやめますw

まあこれもウチのサイトのページを読んで色々考えて下さったら幸いです。
こういう心理に共感する人もいれば、捻くれ者のインディ・エリート主義者とバカにする人もいるでしょう。

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