雑誌の2008年ベストアルバムを見てて思ったこと

少し古い話になります。
CROSSBEATとrockin’onとSnoozerのベストアルバムを見てて思ったことです。


完全に独自路線のスヌーザーはさておき、ロッキングオンが一番保守的でしたね。
クロスビートはジャーナリストのベストアルバムと読者のベストアルバムが違い過ぎるのに笑えました。

俺は新人だったらThese New PuritansかVampire Weekend辺りかなあ。
2008年の新人は豊作だったというのには頷けます。

でもベストアルバムがMGMTだったCROSSBEATに違和感を感じるのはなぜでしょう?
これがナンバーワンで良いのか?ってね。
例えThese New PuritansかVampire Weekendでも同じように感じたかもしれません。
Snoozerのランキングは雑誌の性質上、違和感が無いのですが・・・

良作は多かったけど「一生涯のアルバム」になりえる作品があったかというと自信を持ってイエスとは言えないからかなあ。
いつ飽きるか分かりませんからw

何て言うのかなあ、凄く良いんだけど本気でのめり込んでいる訳ではないって言うか・・・
A級を超えるS級バンドとは思えなかったと言うか・・・

まあ新人バンドは一枚目ですから今後に期待したいです。
セカンドのジンクスにハマらないように祈っております。

ネガティブなことを書きましたが、俺はThese New PuritansもVampire WeekendもMGMTも結構好きです。
まあ、CROSSBEATのMGMT1位に違和感を持っている自分を自己分析できていないってことで終了w

UKではSex Beatlesなレトロなロックの焼き直しバンドのバブルが弾けましたが、相変わらずニューエキセントリックはムーヴメントにはなっていないようですね。
ググるとこのブログのNew Eccentric(ニュー・エキセントリック)が1位表示されるのには驚きですが、騒いでいるのは日本だけ。
もっと言えばSnoozerだけw

今後ムーヴメントになることは無いでしょうが、その方が良いかもしれませんねえ。
バンドは気楽に活動できるでしょうし。
ムーヴメントになっても、マスコミが煽りまくり、ビジネスの要素が絡んできて、本来の意味を失って死ぬだけでしょうから。

まあ大きなムーヴメントはもう起きないだろうと思っていても、それを期待しているのも確かにあります。
世の中がひっくり返るような何かをね。
ロックは反逆の音楽ですからw

今年は00年代最後の年ですが、大きな革命的ムーヴメントは起きないでしょう。

Snoozerに書いてあった気がしますが、良作はあったけど「四番打者」の不在。
良質な新人バンドが多かったとはいえ、大ヒットしてないですから・・・

以前にも書きましたが、ロックスターはもう出て来ないでしょう。
500万枚売るバンドが消え、100万枚売るバンドが5組出現すると言われるような時代ですから。
今後は更にリスナーの嗜好が細分化して行きそうですね。
1万枚売るバンドが100組とかw

話が脱線してきたので今日はこれでお終いです。

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