91年リリースの1stアルバム。
このアルバムの大ヒットにより世代の代弁者とレッテルを貼られるようになった。
両親の離婚に苦しむ若者の心を捉えたAliveはSmells Like Teen Spiritsと並ぶ時代のアンセム。
Jeremyは、Jeremy Wade Delleという少年がクラスメートの目の前で拳銃自殺した事件に触発されてかかれた曲で、両親に相手にされない少年が最後に教室で自殺するというビデオ・クリップも話題となった。
サウンド的には、他のグランジと呼ばれたバンドと比べて80年代のアンダーグラウンドからの影響をあまり感じない。
それゆえPearl Jamは古いハードロックの焼き直しと非難されたこともあった。
しかし当時の流行のサウンドからはかけ離れていたとは思うし、リアルで重苦しい歌詞とカリスマ的なエディのヴォーカル、それにマッチしたサウンドは見事だと思う。