メタル界隈から高評価を受けシアトル・バンドとして初の大成功を記録した1stアルバム。
リリースはNirvanaのNevermindより1年以上前の90年8月。
日本盤の帯に書いてある宣伝文句は「境界線のない世界へようこそ」だ。
従来のメタルのようで何かが違う、歌詞はパーティーライフについてではなく自信の闇についてという、今までのメインストリームには存在しなかったものが今作にはある。
後のAlice In Chainsと比べるとアップテンポな曲が多く、最もメタルを連想させるアルバムかもしれない。
序盤は名曲のオンパレード、後半は多少失速するが、なかなかの傑作だ。
今思うとアルバムのオープニングを飾るWe Die Youngが現実になってしまったのがとても残念だ。